10年やれば、誰でも大学で講師だったらできる(ただし、しっかり10年やった方)

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自分は、都内の技術系の大学で非常勤講師を拝命し、いくつかのカリキュラムを受け持っています。
会社員じゃなくなって、自分のノウハウやスキルを伝える相手がいなくなり、これはもったいないな、と思ったことがきっかけで始めました。

それまで、「人に教える」ということは職業的にはやっておらず、さらに免許的なものは一切持っていません。そんな自分でも、大学という体制の中で必要とされたことを提供できています。

自分は特別、ということはないと思っています。

今の大学は、少子化により以前より学生を確保する意欲に満ちています。そこで考えられるのは、特色のあるカリキュラムを用意すること。この特色のあるカリキュラムに求められる要素を、自分の学校から見てみると・・・

・現在のサービスレベルから見て「使える最先端」
・長年経験しないと身に付かない「業界ノウハウ」
・実務経験から伝えられる「実効的ノウハウ」

といった要素を提供しています。

ゲーム系とはいえ、技術要素ばかりじゃない


自分の学校はIT系、ゲーム系が多い傾向があるので、ゲーム会社出身の自分と相性が良いのは当然ですが、実は自分は「最先端技術」は教えておらず、主にノウハウ系です。

ゲーム系の学校ではゲーム系技術は当然必要です。でも、それより上流にある、ゲーム業界を歩きやすくするノウハウ系も十分需要があります。技術系じゃない方のスキルで言えば、

 ・集団で働くためのチーム運営の考え方
 ・アイディアを出すための技術
 ・ゲーム業界の経済的な構造
 ・ゲーム業界のマーケティング理論

などもしっかりと需要があります。

技術系大学以外の大学ももちろん


世の中には様々な大学があります。ニッチな領域でも、どこかで必要とされている可能性はあります。

世の中の全ての「社会人が経験していること」は、「学生が経験していないこと」と考えれば、その経験を体系的に説明できます、という方であれば、どこかの大学で必要とされる場面は想像できます。

例えば、営業をずーっとやっていた方と話をしていたことがあります。

その営業に対する考え方、新入社員のときからどのように現在まで変わっていったか、その間、社会構造がどのように変化してどのように追従していったか、さらに時々でどのようなツールを使ってきたか、などなど。

これは、90分ごとにテーマを決めて分割すれば、十分一つの科目になる、ということを実感いたしました。

10年の経験は、十分な威力を持った情報、ということです。

もちろん、どんな大学がそのテーマを欲するか、ということは簡単には分からないところもあるので、探すことは必要かと思います。でも、いわゆる「シラバス」という15回(半期)30回(全期)でこんなことができます、自分のスキルはこのようなものです、という材料をもって表玄関からアタックすれば、どこかで検討いただけるのでは、と考えています。(自分がそうだったので)

なので、ココナラで、職務経歴書のリライト、ということを考えてみた次第です。

自分の職歴の再整理の意味

大学で教える、という目標でなくとも、例えば賃上げ交渉で自信を持って自分の価値を説明できるだけでも良い効果があると思います。

また、ダブルワーク解禁、などの動きもあります。また、早期退職が奨励されているような動きの中で、仲間より先に動けるような準備にもなります。

なにより、継続してそこで働き続ける上でも、自分の得意領域、逆に不得意領域も見えていれば、どのように働いていくか、ということが戦略的に考えられる材料にもなります。

自分では気づかないこともある


これまで、多くの履歴書を見て、逆にその人の好さを探していた経験がありますので、皆さんの職歴を拝見させていただくと、第三者的な目で色々な発見や疑問が出てきます。

それらはすべて自分で理解していないこともあります。

自分では特に特別と感じていない要素も、業界外の人から見ればスペシャルな特技に見えたりします。その部分をしっかり説明できれば、ご自身の強みとして外部に訴求できる可能性はあります。

そんなわけで、ココナラで職務経歴書づくりのお手伝いを立ち上げた次第です。

ぜひ、ご検討ください。



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