雑談力はスキル~コミュ障でもできる雑談のコツ

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 「雑談は苦手」ですよね、私も苦手でした。
 何話せばいいか分からず人と会うのが怖い、自分のことを話すのは苦手、という人も多いでしょう。
 そんな人に向けて、私が学んだ雑談のコツを紹介したいと思います。

1・雑談に中身はいらない、むしろ中身がないことに意味がある

 雑談の目的は、相手との緊張を和らげること、お互い敵じゃないことを確認すること。
 ならば議論をしたり深い話はしてはいけなかったんです。軽い言葉のやりとりを交わすことで共感し安心できる空気をつくる、それが雑談なんです。
 真面目な話をしたり相手を説得、感心させるようなトークスキルはいらない、何秒、何分かの間を持たせるだけの内容で良し。
 更に後で「あれ何の話してたっけ?」と、話の内容は記憶に残らならいくらい軽くていいんです。
 大事なのは中身じゃなく、ただ話した、という事実だけなので。

2・とりあえず相手のことを見て褒めよう

 話のネタはあらかじめ用意しておかなくて大丈夫。むしろ話のネタは向こうが揃えています。
 とくに自分の話をするのが苦手な私と同タイプの人は、話の中心を相手にすればいいんです。
 相手の肩書や経歴、出身地、手に持っている物や服装など、ちょっと注意して見てみたら取っ掛かりはすぐ見つけられます。
 相手が少しだけ主張しているものを探り出し、それについて聞いて褒める、これだけで時間をつぶせます。
 とくに初対面の場合、相手のことをあまり聞いちゃ失礼じゃないか、と思ったりもしますが、こと雑談においては深く相手に踏み込む必要はありません。
 相手が主張しているもの、表に出しているものに素直に反応するだけでいいんです。
「そのネクタイおしゃれですね」
「いい靴はいてますね」
「いいペンを使ってますね(字がお綺麗ですね)」
「○○が好きなんですか」
「○○地方(学校)出身ですか」などなど
 初対面の人には、出身や経歴・住まいのことを、何回か会っている人には相手の持っているアイテムや服装、髪型に注目してみましょう。
 ちなみに私はネクタイピンにこだわりがあるので、これに気づいた人のことはそれだけで好感もちます。

3・とくかく共感しよう

 相手のことを褒めて、それで相手が語ってくれたらもう安心。あとは相手に合わせて話をきいて共感するスタンスへ移行しましょう。
 相手の話に意見したりしちゃダメです、雑談で大事なのは自分の主義主張を貫くことではなく相手との距離を縮めることですから。
 うんうん、とうなずいて相手に気持ちよくしゃべってもらう、これが一番です。
 まあそのためには相手の話に合わせられるだけの知識を常日頃から蓄積する必要はあります。
 時事ニュース、景気、ファッション、流行りもの…深く知る必要はないですが、相手が話している言葉が理解できるくらいの知識はもっておいたほうがいいですね。

 以上、雑談のコツ3点でした。
 ・中身がないくらい軽い話題で
 ・相手のおしゃれポイントを見つけて褒める
 ・相手に共感する
 これだけできれば雑談としては上出来です。
 人と会ったときに挨拶だけで終わらず、挨拶+αの雑談ができると緊張が和らいで、かえって楽になります。
 いつも挨拶だけしかできない人は、たまには「おはようございます。今日は○○ですね」と一言加えて話してみましょう、それだけでぐっと相手との距離が縮まりますから。



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