「メモを取りながら聞くと話し手に好印象を与える」←ホントかな?

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 今も昔も大事なことはメモれ、ってことで聞いた話をメモとることはスキルとして重要なことです。
 メモとらないと忘れちゃうし、忘れてまた聞き直すのも面倒、自分の頭の中の容量を使って覚えておくより、外部メモリー的にメモしておいて必要なときだけメモに触れよう。
 っていうことまでは、”そりゃそうだ”と理解できるのですが
「話し手は目の前の人が必死でメモを取っていると自分の話を真剣に聞いてもらっていると認識し、その人に好印象を持つ」って言われることがあります。

 これは私は違うかなぁと思っていました。私の拙い経験からだと、仕事を教えるときとか引継ぎのときとか、何か説明をするときにメモを取られるのって、相手のメモを書くペースに合わせて話さなきゃいけない気がしてあんまり好きじゃないんですよね。
 なので私の場合は、「メモはとらなくていいですよ、必要なことは後で紙に書いて渡しますから」とか「大事なこと毎日同じことをいいますから、一週間たっても覚えらえないことだけメモしてください」とかいってしまいます。
 メモを目の前で取らなきゃいけない内容ならこちらがレジュメなりリストなり作って渡しちゃったほうが早いんじゃいかな、と。
 だからいつも目の前でメモとらないで欲しいなぁ、なんならボイスレコーダーでこっそり録音してりゃいいのに…なんて思ったりしますが、実際はメモと取りながら話を聞かれるほうが、話し手は”この人は一生懸命自分の話を聞いている”とその人に好印象を持つ人のほうが多いということです。


 ここで大事なことは「自分は違うけど、世間一般的には良しとされていること」ってのがあって、これは知っておいたほうがいいってことです。
 「自分の体験では逆だけど、一般的にはこっちが正解」ということを知っておかないと、結局多くの人から反感を買ったり悪い印象を与えてしまうことがあるので。
 この自分と世間とのギャップは、主観でしか物事を見ていないと気づきにくいです。
 それこそ人の話を聞いたり本を読んだりして、客観的事実として物事を理解できたほうが、結果的には楽に生きていけるようになるんじゃないかと思います。

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