起業家よろずサポートのMaiです!
先日ある起業家様とお話ししていて「サービス利用料をお客様からどのように受け取るか」という話になりました。
その起業家様は「銀行振込」と「Paypal(以下、ペイパル)決済」を、受け取り方法としてお客様にご案内しています。
個人起業家にとって、カード決済をしたいお客様のニーズを満たす「ペイパル」は非常に重要な決済ツールとなります。
★そもそもペイパルとは…
世界中で利用されているオンライン決済サービスのこと。
買い手として、相手方にカード番号等の情報を知られず安全に決済できるメリットがある他、売り手として個人事業主(フリーランス)でも簡単にビジネスアカウントを開設することができます。
ビジネスアカウントを開設すると、お客様に請求書を発行し決済いただくことが可能になります。また、請求書以外にも「ペイパルボタン」というポチッと押してすぐに決済できるボタン(URLリンク)も作成できますので、非常に便利です。
※私は良く「ペイパルボタン」を作成し、お客様にURLリンクを送ってそこからお支払していただいています!
ペイパルは定期購入も可能ですので、月額で支払いが発生する商品・サービス(オンラインサロンの会費等)を持っている方も、便利にお使いいただけます!
さて、そんなペイパルですが…
「手数料」というものがあります。
(ペイパルHPより引用)
この「固定手数料」は日本の場合40円です。
例えば1万円の売り上げがあった場合
1万円×3.60%+40円=400円
を手数料としてペイパルに支払います。(手取りは9,600円となります)
※一例ですので、詳細はHPでご確認ください。
★ペイパル手数料、お客様に負担してもらう?
その上で、起業家様の中にはこの「ペイパル手数料」をお客様負担にしてもいいの?と悩む方もいらっしゃると思います。
ペイパルの利用規約には以下のように書かれています。
手数料
お客様がPayPalを決済手段として使用している売り手から商品を購入した場合、または寄付を行う場合、PayPalに対して手数料はかかりません。
つまり、お客様(買い手)が手数料を支払う必要はないよ、と明記しているんですね。ですので、ペイパルサービスを使って事業を営んでいる起業家様が、ペイパルに手数料を支払うことになります。
一方で、長く起業しているとお客様からこんな話を伺います。
★なんであの起業家さんは手数料をお客様に払わせるの?
「Aさんの講座受講料をペイパルで支払った時は定価のままだったのに、Bさんの講座受講料をペイパルで支払った時は『カード決済は手数料がかかるので』と言われて定価より高くされた。Bさんの対応に不信感がある」
起業家様の中には、「満額いただきたい」という思いから、ペイパル決済をする場合は定価自体を変えてお客様にご購入いただく方も一部いらっしゃるようです。
ですが、ペイパルが明確に「お客様(買い手)が手数料を支払う必要はない」と言っている以上、ペイパル手数料分を定価に上乗せし、他の支払い方法(銀行振込等)と価格差をつけることは「規約違反」と言えます。(クレジットカード加盟店の場合も同じです)
規約違反の場合はアカウント停止等のペナルティの可能性も考えなくてはなりません。
もし、満額いただきたいのであればお客様に「銀行振込」での決済は可能かをお尋ねしてみる。
※口座振り込みにかかる振込手数料は、原則として代金を支払う側である債務者(買い手)が振込手数料を負担するよう民法で定められています。ですので、振込手数料をお客様に負担していただいても問題ありません。
今回ご相談いただいた起業家様には、そのようにお伝えしてご理解いただきました。
つい「周りもやっているから」と手数料を上乗せした価格でご提案されている起業家様もいらっしゃるかもしれません。(驚きですが「やってもいい」と指導するコンサルタントもいるそうです)
ですが、数千円の手数料をケチったせいで、起業家としての信頼を失うことになりかねない行為なんです。
お客様の利便性を考えるとペイパルを始めとしたカード決済はやはり必要ですので、正しく理解して上手にお付き合いしていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!