電力需給の最適化、特に「Demand Response(デマンドレスポンス:DR)」への対応は、2023年の省エネ法改正で大きく強化されました。
そのポイントを整理します。
Demand Response(DR)とは?
電力の需給バランスが逼迫した際に、需要家(企業や家庭)が電力使用を一時的に抑制・調整する仕組みです。
これにより、停電リスクの回避や再生可能エネルギーの有効活用が可能になります。
改正省エネ法におけるDR対応の義務
DR実績の評価は義務となり、DRを実施した日数を定期報告で提出する必要があります。
なお、初回報告は2024年度の定期報告からですが、具体的に報告できた事業者は少ないのではと思います。
実務対応のポイント
DR実施日数の記録・・・DRを行った日をカウント
使用電力量の時間帯別管理・・・スマートメーターなどで記録
蓄電池・制御設備の導入・・・需給調整への柔軟な対応
定期報告書の電子提出など
Sクラス評価を得るには?
「エネルギー消費原単位」または「電気需要最適化評価原単位」を年平均1%以上改善
まとめ
今回は少し内容が難しかったと思いますが、いかがだったでしょうか?
最近では、太陽光発電設備が増加したことで、昼間の電力はやや余り気味と聞きます。
Demand Responseは、単なる節電ではなく、電力需給のバランスを社会全体で協力して最適化する仕組みです。
現在契約している電力会社のご担当者とも相談しながらすすめると良いかと思います。