日々の業務お疲れ様です。 介護業界の情報を私の視点で解釈し、発信している介護お助け人です。
今日は、入退院の調整について触れてみたいと思います。
一昔前のケアマネさんは、入院したらプラン外。 病院お任せの領域な為、退院するまで関与しない。 場合において、別の方の支援を受けてしまう為、退院後、再度 担当になれない。
という当てにしたいけど当てにならないケアマネが数多く実在していました。
しかし、近年 入退院の調整の大切さが取り沙汰される様になり、しっかりと調整を行ったケアマネには、加算という形で評価される様になりました。
とは言え、国の推進する退院支援とは逆行するスタンスで、『 加算いらないから退院支援しない 』という残念なケアマネがいるのも事実です。
退院支援しないケアマネが何故 その主張を改善する事無く、そのスタンスを続けていられるのか?
ずばりそれは、『 ペナルティーや罰則規定がない 』からです。
市や包括も、“ 明確な形で苦情の報告を受けない限り ” メス入れや指導、注意ができないのが現状です。
恐らく、そういうケアマネは、退院調整する事の大切さ、必要性の理解が乏しいのだと思う。
本来 ケアマネの資格を有する者であれば、公や上層機関が声を大にしなくとも、職責を全うする為の大切な業務として、自発的に気づくものと私は感じています。
それを、薄々気づいていながら、あえて気づかないフリをしてやりすごしているのには、理由があると思います。
私は、医療連携に重きを置いて勤めているのであくまでも推測ですが、
1)病院スタッフと関わるのが苦手
2)過去にした医療連携でトラウマがある
3)シンプルに面倒くさい
4)医療・介護・障害等の連携を軽視し、自分の職責範囲に制限を加えている
のでは無いか? と思います。
上記内容を全面に出し、医療連携に重きを置かない事を正当化しているのかもしれません。
ここまでなんか偉そうな事を記事に書いていますが、逆に何故 私が入退院の調整が必要と真に考えているのか? 述べたいと思います。
入退院の調整が必要な理由:
1)病状の変化に伴い、療養上の留意点が変わってくる。それを退院後のサービス事業所へ落とし込まないといけないから
2)ADLの変化に伴い、受け手となるサービス事業所の対応方法も変わるから
3)事故リスクの対応方法が変わり、対策方法も変わるから
4)自宅での住環境を改善し、低下した機能を補う調整が必要だから
5)ADL変化に伴う用具の変更・調整が必要だから
6)ADL変更に伴い、家族介護者への介護方法のアドバイス方法も変わるから
7)介護負担の重さに応じて、レスパイト目的でサービスの量を調整する必要があるから
8)認知症や高次脳機能障害等の発生に伴い、症状の理解、アプローチ方法のレクチャーが必要だから
などなど
退院する前に事前に把握し、書面化した上で、事前調整しないと・・・・・・
想定される困難・課題
1)入院前とは別人の利用者が再利用し、当日バタバタする(サービス事業者)
2)どう介護すれば良いのか混乱し、誤嚥リスク、事故リスク、不衛生期間持続等、未解決課題が蓄積する(家族)
3)対応が後手に回り、未解決期間がやたらと長い(家族)
退院時カンファレンスにちゃんと参加し、入院中に最新データを書面化。家族と退院後のサービス内容を相談し、退院前には退院後のサービスを確定。情報を各々のサービス事業者へFAXした上で、退院後、困る期間を最小限に抑えた上で、新サービスが開始されていく。
この行程をスムーズに爽やかな顔でクールにこなせるとベリーグッド!!
別のケアマネなら、もっとスムーズに行えるところを、なかなかまとめきれずにすみません。
ぐらいの謙虚なコメントを残せば、家族から、『 そんな事 言わないでください 』と半泣き状態で感謝される。
この記事を現役ケアマネが読んで、『 苦も無く簡単に出来るよ!! 』というケアマネは、私と価値観の共有ができるケアマネ。
理想論で、そんな事できるケアマネはいないと本気で考えたケアマネさんは、もうちょっと、啓発意識を高めた方がいいと思います。
ベテランケアマネは、正直 苦も無く普通にこのぐらいの事できます。
決して、ハードルの高い話ではありません。
退院調整に対するケアマネ間に発生している意識の開き。
同業者間で真剣に見つめ直しましょう!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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