今日は、地域包括支援センターから新規を受けた後の初回面接の在り方、私流のコツ・こだわりについて触れてみたいと思います。
聞き苦しい主観も混じっているかもしれませんが、ご了承下さい。
初回面接は、いわば、大切なお客様との初対面。 初めての巡り合わせとなります。
つまり、第一印象を良く思って頂く為の緊張どころでもあり、勝負どころでもあります。
逆説的な話になりますが、最後 ご利用者様が他界し、ケアマネとの今までの関わりを走馬灯のように思い返す時、この初回面接の際の印象は、強烈に記憶の中から湧き出る一場面だと思っています。
その為、私はかなり重要視し、劇的な・・・・ とまではいきませんが、私なりに粋な演出を頑張って出しています!
介護における情報を引き出す前に、世間話。 自分のちょっとした自己紹介をし、多少 場が和んでから話を始めます。 切り替えるタイミングはその場の状況に応じて行います。 話に花が咲けば、幾らか長めに時間を割きます。
それが終わったら、初回面接(インテーク)が始まります。
インテークでは、所定のアセスメントツールに沿って落とし込んでいきます。
私に関しては、かなり深いところまでインテークで掘り下げて情報を聞き込みます。
以前、経験のある新人に、同行で私のインテークに立ち会わせた事があります。 その時に新人と交わした会話が物凄く印象的だった為、触れてみたいと思います。
私のインテークに立ち会い終わった後、新人は私にこう言いました。
『 こんなに聞きこんでしまうと、聞いてる本人が疲れてしまうのではないか? 』と、
正直 私も多少疲れます。 同様にお客様も疲れているのではないかと思います。
つまり、指摘された課題は、私も一理あると感じています。
それをわかっていて、あえて何故 そのスタイルを変えないのか?
という部分に私と新人の中で意識の開きがありました。
次 お会いするのは、その方のサービス担当者会議でした。
そのプランは、憶測や、憶測から生まれる先入観や見立てが無く、ありのままの事実の情報を下に、リアルに利用者様の意向を反映させたプランになっていました。
つまり、事実に基づく、利用者様の生の声を反映したプランになっているのです。
別件ではありますが、その新人にアドバイスなく、インテークとサービス担当者会議をさせたところ、こんな課題が生まれました。
・ 事実確認をしない憶測から来るあやふやな表記
・ お客様のニーズを自分が感じた課題に置き換えて、転用
・ 課題分析が甘く、課題の根拠も突き詰めていない(憶測で代用)
という事実とは掛け離れた憶測プランになっていたのです。
インテークが長すぎるのも問題ではありますが、記録には残すので、同じ事を何度も聞き返す事は無いので、少々時間がかかってもお付き合い頂き、正確な情報を掴む場にしなければならないと感じています。
賛否両論とは思いますが、私はその様に考えております。
インテークの行い方に関し、『 このやり方がベスト 』というセオリーは無いと思います。
ただ、今回 私が載せた記事を参考にして頂ける方が居れば光栄です。
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。
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