占星術で多くの人が最も苦戦するのがアスペクトだと思います。
ハウスはわかりやすいけれど、
「星同士の角度」という概念がわかりにくく、抵抗を覚えるでしょう。
また、90度・180度は凶、と覚えておられる方が多いかも知れません。
実際、古典占星術ではそのような解釈がされますが、
現代ではアスペクトは「影響の強弱」とされています。
ご自分のホロスコープで90度や180度を見つけるとガッカリされるかも
知れませんし、
トランジットでご自分の太陽などに土星がアスペクトすると、
怖いと感じられる方が多いでしょう。
アスペクトは吉凶ではありませんので、そこはご安心ください。
まずは180度です。
これはホロスコープの反対側から強い影響がやって来ます。
ただ180度の場合「対象が見えている」のでそこまで怖くはないでしょう。
(あぁ、大きな目標に向き合う時期だな)とイメージしやすい分、
具体的にどうしたら良いか対策しやすいです。
「向き合う」がテーマですので、対人関係にも応用出来るでしょう。
向き合う相手は、風星座と火星座、水星座と地星座と、
比較的、馴染みやすい相手でもあります。
男女の関係ですと、「強く惹かれ合う」…吉、と解釈されることも多い
アスペクトです。
問題は90度です。
90度は、火に対して水、風に対して地など「苦手と感じる」要素が
横槍を入れてくるイメージです。
順調に進んでいた事柄に、急にストップが掛けられるなど、
「災難」と感じられるケースがあるでしょう。
ただ、意味も無く起こることは一つもありません。
その出来事は、あなたの(もしくは手掛けている事柄の)思わぬ弱点を
教えてくれるのです。
180度は鏡のようにわかりやすいですが、
90度もまた「鏡」です。
弱い部分、苦手な部分を拡大してあなたに示します。
弱点や自分の影の部分が映し出されるのは、誰だって嫌ですが、
そこに向き合った時、あなたは大きな成長を遂げるでしょう。