幽霊ってなあに?

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1.彼らとの出会い

 高校生のときバイトを終えて22時過ぎに自宅に帰ろうと自転車をこいでいると、左側に何やら白いものが浮いていて同じスピードでずっと着いて来るんですよ。
 ナニコレって思ってよく見たらなんと「頭だけ」なんですよね。
 もう全身鳥肌が立ってガクガクプルプルですよホントに。そっちを絶対見ないようにして猛ダッシュで帰りました。
 今思い返せばそれが彼らと出会った初めての出来事でした。

2.そんなことある?

 生徒手帳に貼るための証明写真を写真屋さんに撮りに行ったんですよね。
 その時の証明写真は4つのレンズが付いているカメラで撮影して、1回のシャッター作動で同時に4枚の写真が撮影できるという仕組みになっていました。
 家に帰ってから写真をよく見てみると左上から順に、左下、右上、右下とそれぞれの左下角に白い霧状の物がどんどん濃くなっていき、最終的に右下の写真には丸い洗面台に置かれたバラが写っているではありませんか。
 ナニコレ怖い…。でも花言葉は「愛しています」ですやん。
 やったぜ!愛されちゃったよ!…って誰に?

3.引越し

 以前住んでいた家では壁や床を黒い影がササッっと通り過ぎることがしょっちゅうあったんですよね。でも家族に言うと怖がるから言わずにいたのですが、ある時何気なく話題に上がって家族も気づいていたことを知りました。
 でもまあ両足の土踏まずが異様に痛い状態が続くこと以外は特に害は無かったため気にせずに住んでいたのですが、家を購入することになりとうとう引っ越すことになりました。
 そしてウチが引越した直後にたまたまウチの子の同級生がその部屋に引越して来て、後日その同級生がうちの子にこう言ったんです。
「あの家何か居るよな…」って。やっぱりみんな分かるのね…。

4.おっちょこちょい

 寝てると色々なことが起きます。
 ある時私の周りをドタドタと子どもの走り回る足音がするんです。あまりにもグルグルグルグル結構な速さでずっと回っているので「転ばなきゃ良いけど…」と心配していると「ドシャッ!!」っと激しく音を立てて転びました。
 まったく…おっちょこちょいなんだから…。

5.勘弁してよ

 2Fの部屋の床にマットを敷いてゴロゴロしていると、誰も居ない1Fでドシドシとイライラしているような激しい足音がするんですよね。なんだか嫌だなと思いながら気にせず仰向けの状態で昼寝しようとしていたら背中に「ドーーーン!!」と蹴飛ばされたような衝撃が走り、頭のてっぺんから足のつま先まで全身がジーンと痺れました。その痺れは1分間以上続きました。
 私が何をしたっていうのでしょうか?怒りを通り越して悲しくなりました。

6.彼らの種類

 上記はほんの一部であり、今まで幾多の幽霊たちの姿を見たり声を聞いたりしました。彼らとコミュニケーションを取ったことが無いのでどこの誰なのか分かりませんが、その想いは言葉を超越して伝わってきます。
 そして布のようなヒラヒラしたもの、人間の形をしたもの、大きいまっくろくろすけみたいなもの、体の一部だけのもの、異形のもの、影だけのものなど様々な形をしているものを見てきました。色も様々で、黒や白や深緑や濃青のものを見ました。黄色や赤や紫は見たことが無いのでその色のものが存在するのかは知りません。色が濃いほど物質次元に近いと思います。というのも色付きは触れる感覚が有るのです。
 また、黒いのは念のような感じがしますし、白いのは白というよりオーラそのものが形を成したまま物理次元に隣り合った空間=幽界で活動しているように見えます。
 オーラが見えるそこのあなた!その色その透明感ですよ!分かりますよね!

7.幽霊ってなあに?のこたえ

 ということで、幽霊というのは肉体と霊体の中間体すなわち幽体の状態で皆さんが見えている空間の隣の世界を彷徨っているものです。
 彼らは帰るべきところがあることを知りません。体と離れたことも気づいていません。中には知っていながら恨みや怒り、何かへの執着を持ち続けているためずっとここに止まっています。
 異形のものは恐らくかなり長期間幽界に止まっており、自分の姿を忘れているもしくは形の維持ができないほど執着が強いと思われます。
 色付きは物質にかなり近く生霊の類または亡くなってから日が浅いもので、黒い球状の物は念が半物質化したものでしょう。

8.最後に

 私は波動・波長が上昇してから幽霊が見えなくなりました。(今でも油断すると体を乗っ取られることが有るのですがそれはご愛嬌ということで)
 ですから皆さんに言いたいことは「幽霊が見えない」ということは特別な役割がある方を除いて悲しみや怒り、苦しみや恨みなどの人間的でネガティブな波長に支配されていないということなので、心が綺麗だという証拠だと思います。
 小さくても幸せや安寧を感じて心を常に軽くしていれば大丈夫です。
 それでも彼らを見たいと思いますか?私はもう見たくありません。
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