京伝の美声と歌麿の男色と・・べらぼう第40回

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べらぼう第40回は、歌麿が女絵をやめるのをやめ、山東京伝も戯作者をやめるのをやめた、そんなお話でした。ややこしい言い回しですみません。

38回では妻おきよを亡くした歌麿の様子が描かれました。歌麿は妻の死を受け入れられず亡骸の前で絵を描き続けていました。

「人の顔ってよくよく見てると毎日 変わるんだ。おきよはまだ変わってるから生きてる」と言う歌麿。腐敗が進んでいる遺体を前に一心不乱に筆を走らせる異様さには息を飲みました。

私は好きなドラマ回は何度も見る方なのですが、この回だけは怖すぎてリピートする気になりません。それぐらいリアルな描写でした。

おきよを失った歌麿は蔦重の母が面倒を見る形で江戸を離れていました。

が、40回では蔦重が歌麿を呼び戻したのです。女絵は描かないという歌麿を説得し、ここから有名な女性の大首絵が誕生するのですね。

蔦重を意識してしまう歌麿

平賀源内も男性好きとして描かれていましたが、男色は平安時代から普通にあったそうです。

お寺や戦場など女性がいない環境のなか、師弟関係という強い心の結びつきから愛が生まれるのも無理はないのかもしれませんね。

蔦重にとって唯一無二の存在を自負していた歌麿ですが、おていさんの出現によりその座が奪われてしまいました。おきよとの出会いで立ち直ったのに、その死によって元に戻ってしまいました。

蔦重にちょっと肩を組まれるだけで過剰に反応する歌麿。蔦重は歌麿の思いに全く気付かず(鈍感すぎるよ。)蔦重の母「つよ」は、察していました・・・次回の思わせぶりな予告が気になります。

京伝演じる古川雄太の美声がすごい

手錠の刑を機に引退するはずだった山東京伝も、引退するのをやめました。まず鶴屋さんから「歌麿さんが江戸に戻ったおかげで京伝先生はうまい具合に忘れられるでしょう。よかったですね」と揺さぶりをかけられました。

次に動揺している京伝に仕掛けたのは、京伝ファンを座敷に集め「きゃ~京伝先生!」というモテスコールを浴びせることでした。すっかり気をよくした山東京伝は、タバコ入れ屋と戯作者を兼務することにしたのでした。

京伝先生のタバコ入れ屋で扱う小物はセンスが良かったことから大人気だったそうです。小説も書ける、絵も描ける、デザインもできる、商売もうまい。羨ましいですね。

ドラマでは京伝が作詞作曲したという「すがほ」という曲をファンの前で披露するのですが、その美声には驚きました。古川さんはドラマではチャラ男を演じていますが実はミュージカル俳優だったのですね。
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