自動運転の課題

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コラム
今回は車の製造業にいたので自動運転について話した行こうと思います。

①自動運転とは
自動運転は運用レベルに応じて0~5段階あります。

レベル3
条件付き自動運転化
簡単に言うとドライバー付きでの一定条件下での自動運転です。
今言われているのは高速道路の渋滞時の自動運転(60キロ以下)

法律的には今この段階の話をしているようですね。
実用化は近いです。

レベル4
高度運転自動化
ドライバー不在での運転を可能にすることです。(条件によりドライバー付き)
今現在はセーフティードライバー付き条件での走行で実験しているようです。

法律的にドライバー不在が問題点ですね。最後に課題を話します。
2025年に実用化を目標にしているようです。

レベル5
完全自動運転化
ドライバー完全不在ですね。天候、速度、時間、条件を選ばず可能にします。
今目指している自動運転の最終地点ですね。
ここら辺が自動車の中で自由に行動できる地点です。

法律的にも問題が山済みであり、宗教的な問題もあります。

②自動運転の課題
技術的な面では近い段階で可能なことはわかっています。
問題なのがよく言う自動運転の時の事故です。

レベル4に関しては
セーフティードライバー付きが条件下にある時点では運転中にハンドルを持って運転できる姿勢でいないといけないので誤作動があった場合は運転しているときと同様、セーフティードライバーは事故を防ぐ義務があるのでブレーキが利かない、ハンドルが利かないといったことがない限りセーフティードライバーに責任があると思います。

レベル5に関しては
完全自動運転なのでメーカー側の責任になる可能性が大ですね。
もちろん日々の運転前点検をしていることが前提でしょうが…

事故に関してはセーフティードライバー、メーカー側共に保険に入ることが義務付けられるでしょうから損害に関しては問題ないと思います。

1番の問題は事故を起こす場合の優先度の問題です。
「トロッコ問題」という言葉を聞いたことがありますか?
今回は自動車で例えます。
前方に3人が横断しようとしています。その場合当然避けますよね?
しかし避けた先に1人の人がいます。
この場合避けて1人にぶつかるか?避けずに3人にぶつかるか?

もっと言うと
前方に人がいます。では車のハンドルを切ってガードレールにぶつかるという選択ができます。
前方の人と車に乗っている人どちらを選びますか?
考える間もなくガードレールにぶつかるほうがいいという人が多いと思います。
車の購入者は運転者です。購入した人が怪我をするという選択をメーカー側でとれるか?そんな車が売れるか?という問題もあります。

一番の問題が宗教的な面です。人道的と言ってもいいかもしれません。

1人の老人と三人の若者どちらの命が重いか?一人の医者と五人の犯罪者どちらの命が重いか?
国によって回答が異なるようですが事前にその答えを自動運転車に入れておくという作業が必要です。
何故なら考える時間があるからです。
普段人間が運転する場合は判断なんてできません。とっさの判断での行動なので決めきれないというのが現状です。
では機械は?
事前に考える時間がありパニックにはなりません。入力された情報に従って行動します。

ではそれを入力するのは?

・まとめ
以上自動運転の話でした。
自動運転についてもっと知りたい方は調べてみるといいかと思います。
怖いですが命の重さのアンケートを行っています。
あなたの意見を送ってみてはいかがでしょう?

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