「届いたダンボールが開けられない…」その放置、実はあなたが頑張りすぎているサインかも

「届いたダンボールが開けられない…」その放置、実はあなたが頑張りすぎているサインかも

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コラム
ネット通販で買い物をしたとき、楽しみにして商品が家に届いたはずなのに、玄関や部屋の隅にポツンと置かれたままのダンボール箱。

箱を開けて、中に入っているプチプチなどの緩衝材を片付けて、さらに箱を細かく潰して紐でしっかりと縛る……。

そんな一連の作業を頭の中で想像しただけで、途端にどっと疲れが押し寄せてきて「あとでやろう」と放置してしまうことってありませんか?

実はこれ、あなたの心が限界近くまで疲れているときに出す、とても大切な「SOS」のサインだったりするんです。

心理カウンセラーとして、これまで恋愛や仕事、人生のさまざまな悩みを抱えた多くの方に寄り添ってきました。

そんな中で分かったのは、ダンボールを放置してしまう人は、決して怠けているわけでも、だらしないわけでもないということです。

むしろその逆で、日頃から周りに気を配り、自分のことよりも他人のことを優先して、毎日を全力で走り抜けている真面目な方ばかりなんですよね。

人は、心や体に「エネルギーの余裕」があるときには、ちょっとした面倒くささも「えいっ!」と乗り越えることができます。

でも、日々のお仕事や人間関係、将来への不安などで心のエネルギータンクがカラカラになっていると、脳がこれ以上の負担を拒否しようとします。

「ダンボールを解体して捨てる」という、一見すると小さな作業でさえも、エネルギー不足の心にとってはエベレストに登るくらい大きな負担に感じられてしまうのです。

だから、部屋に積み重なったダンボールを見て「どうして自分はこんな簡単なこともできないんだろう」なんて、ご自身を責める必要はまったくありませんよ。

「あぁ、今の僕は(私は)それくらい毎日頑張っていて、エネルギーが切れかかっているんだな」と、優しくご自分の状態を認めてあげてほしいのです。

ダンボールがそこにあるのは、あなたが怠け者だからではなく、心が「少し休んで!」と叫んでいる証拠なのですから。

そんなときは、無理にダンボールを片付けようとしなくても大丈夫です。

箱を放置してしまう自分を責めるのをやめて、まずは「今日も一日、本当によく頑張ったね」と、自分自身を労わってあげましょう。

もし少しだけ元気が湧いてきたら、箱を開けるだけで終わりにしてみるとか、中の商品を取り出すだけにしてみるとか、作業をものすごく小さく分けてみてくださいね。

一気に最後まで完璧にやろうとせず、途中までにできる自分に「これで十分!」と合格点を出してあげることが大切です。

あなたの心と体がしっかり休まって、また自然とエネルギーが満ちてくるのを、焦らずゆっくり待ってあげましょうね。

今日もお疲れ様でした。どうかあなたの心が、少しでも軽くなりますように。

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