SNSで「アイツ」の幸せな姿を見てイライラ…そんな自分を責めてしまうあなたへ

SNSで「アイツ」の幸せな姿を見てイライラ…そんな自分を責めてしまうあなたへ

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コラム
SNSを何気なく眺めていたら、昔自分を深く傷つけた相手のアカウントを偶然見つけてしまった。しかも、相手はとても幸せそうで、楽しそうな毎日を送っているみたい……。そんな瞬間を目にしてしまったら、胸の奥から湧き上がるような強い怒りやモヤモヤを感じるのは、すごく自然なことです。

でも、それと同時に「どうして昔のことなのに、未だに根に持っているんだろう」「あんな奴のことで感情を乱されるなんて、自分って心が狭いのかな」と、自分自身を責めて自己嫌悪に陥ってしまうこともありますよね。

心理カウンセラーとして、こうしたご相談を受ける機会はとても多いです。まず最初にお伝えしたいのは、あなたが感じている怒りやモヤモヤ、そして「自分がちっぽけに思える嫌悪感」は、決してあなたが心が狭いからでも、性格が悪いからでもないということです。

理不尽に傷つけられた記憶というのは、心の中に小さな傷跡として残ります。相手は何事もなかったかのように笑って暮らしているのに、自分だけが過去の痛みを抱え続けているように感じると、心のバランスが崩れてしまうのは当然のことなんです。怒りが湧いてくるのは、あなたの心が「あのとき自分は本当に嫌な思いをしたんだ」「もっと大切にされるべきだったんだ」と、自分自身を必死に守ろうとしている証拠でもあります。

だから、「こんなことで腹を立てている自分はダメだな」と自分を責める必要はまったくありません。怒ってしまうのも、嫉妬のような感情を抱くのも、すべて人間として当たり前の心の反応なんですよ。

そして、相手がSNSでどんなに幸せそうに見えたとしても、それがその人の「すべて」ではないことも少しだけ思い出してみてください。SNSに投稿されるのは、誰にとっても「切り取られた最高の一瞬」でしかありません。画面の向こう側の本当の日常や葛藤までは、誰にも見えないものです。

もしまた、あのモヤモヤが胸を襲ってきたときは、無理にその感情を消そうとしたり、自分の心を否定したりせずに、「あぁ、私(僕)は今、すごく悔しくて悲しいんだな」と、その気持ちをそのまま認めてあげてください。ネガティブな感情を排除しようとするほど、心は余計にそのことに囚われてしまいます。

あなたがその人の幸せに怒りを感じてしまうのは、あなたが今、自分自身の人生を一生懸命に生きているからです。過去の傷と向き合いながら、今日という日を頑張って生きているあなたの姿は、決して小さくなんてありません。

過去にあなたを傷つけた人の現在がどうであれ、あなたの価値やこれからの幸せには何の関係もありません。あえてその人の投稿を見ないように距離を置き、今日は自分を思い切り甘やかして、好きな食べ物を食べたり、温かいお風呂に入ったりして、自分の心に優しい時間をプレゼントしてあげてくださいね。

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