「頑張ってるね」が苦しいあなたへ。裏側の「サボりたい自分」を責めなくていい理由

「頑張ってるね」が苦しいあなたへ。裏側の「サボりたい自分」を責めなくていい理由

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コラム
誰かから「本当によく頑張っているね」って褒められたとき、胸の奥がキュッと苦しくなったり、「そんなことないのに…」と申し訳ない気持ちになったりすることはありませんか。

周りはあなたの努力を認めて声をかけてくれているのに、自分の中では「実はサボることばかり考えている」「もっとできたはずなのに手を抜いている」という思いがぐるぐる巡ってしまう。そんな罪悪感に苛まれるのは、とても心が疲れてしまいますよね。

僕は、これまで多くの方から恋愛や仕事、人間関係、人生の将来に対する不安や悩みをお聞きしてきました。その中で、「周りからの評価」と「自分自身の感覚」のギャップに苦しんでいる方にたくさん出会ってきました。

まず知ってほしいのは、「サボりたい」「ラクをしたい」と頭の中で考えることは、人間としてごくごく自然な反応だということです。心や体がエネルギーを消費して疲れてくると、脳は自動的に「これ以上無理をしないように省エネモードになろう」と指令を出します。つまり、サボりたいという思いが湧いてくること自体が、あなたが日々たくさんのエネルギーを使って生きている証拠なのです。

本当の本当に何も頑張っていない人は、「サボりたい」とすら思いません。なぜなら、最初から省エネ状態で過ごしているからです。「もっとちゃんとやらなきゃ」「サボりたいと考えてしまう自分はダメだ」と自分を張り詰めて監視しているからこそ、その反動として「ラクになりたい」という心の声が大きく聞こえてくるのです。

「頑張っている」というのは、常に限界まで全力を出し切ることだけではありません。心が悲鳴を上げないように上手に手を抜こうとしたり、効率よくこなそうと工夫したりすることも、立派な自己管理であり、生きるための努力です。

だから、「よく頑張っているね」と言われたときは、どうかその言葉を素直に受け取ってみてください。相手が見ているのは、あなたが葛藤しながらも今日まで積み重ねてきた行動や、周囲への気配りという紛れもない事実です。あなたの中にある「サボりたい気持ち」は、その努力の裏側で一生懸命バランスを取ろうとしてくれている休養のサインに過ぎません。

「サボりたがりな自分」を責めるのをやめて、「省エネを考えたくなるくらい、今日も頑張ったんだな」と、自分の心をゆるやかに認めてあげてくださいね。

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