「楽しみだったはずなのに…」人と会う約束の数日前から急に憂鬱になるあなたへ

「楽しみだったはずなのに…」人と会う約束の数日前から急に憂鬱になるあなたへ

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コラム
人と会う約束をしたはずなのに、数日前になると「本当は行きたくないな」「キャンセルできたらどんなに楽だろう」なんて気持ちがふくふくと湧き上がってくること、ありませんか?

約束をした瞬間は「楽しみ!」と思っていたはずなのに、日が近づくにつれてどんどん心が重くなって、行く直前までずっとどんよりとした憂鬱な気持ちで過ごしてしまう。

そんな自分に対して、「どうして自分はこんなに付き合いが悪いんだろう」「せっかく誘ってくれた相手に申し訳ないな」「自分って冷たい人間なのかな」って、自分を責めてしまっていませんか?

でもね、まず一番にお伝えしたいのは、あなたは決して冷たい人でも、性格が悪いわけでもないということです。

実はこの「約束が近づくと憂鬱になる現象」、とても心優しい人や、気遣いができる人にすごく多く見られる心の反応なんですよ。

心理カウンセラーとして多くの方のお悩みをお聞きしていると、同じように「直前になると逃げ出したくなる」と悩んでいる方にたくさん出会います。

なぜそんな気持ちになってしまうのかというと、あなたの中で「会う前から無意識の準備」が始まっているからなんです。

人と会うということは、それだけでエネルギーを使いますよね。

相手の話にどう頷こうか、どんな表情をすれば楽しんでもらえるか、不快な思いをさせないためにはどう振る舞えばいいか……。

あなたは無意識のうちに、相手のことを思いやるあまり、会う数日前から頭の中で「相手に合わせるシミュレーション」を全力で初めてしまっているんです。

つまり、実際に会う前から、あなたの心と脳はもうクタクタに疲れてしまっている状態なんですね。

だから、心が「これ以上エネルギーを使ったら壊れちゃうよ!」「ちょっと休もうよ!」とSOSを出して、行きたくないというシミュレーションの形でブレーキをかけようとしているんです。

キャンセルしたいと思ってしまうのは、あなたが相手を嫌いだからではなく、自分自身の心と体を守ろうとする正常な防衛本能なんですよ。

だから、「行きたくないな」と思ってしまう自分をどうか責めないで揚げてくださいね。

「あぁ、私はそれだけ相手に対して真面目に向き合おうとしていて、気を使おうとして頑張っているんだな」って、自分の優しさを認めてあげてほしいのです。

もしも約束の数日前から憂鬱になってしまったら、「今、自分の心が事前準備で疲れちゃっているんだな」と気づいてあげてください。

そして、当日のハードルを極限まで下げてみましょう。

「盛り上げなきゃ」とか「完璧な自分でいなきゃ」なんて思わなくて大丈夫です。

「ただそこに座って、適当にお茶を飲んで帰ってくれば100点満点」くらいのリラックスした気持ちでいいんですよ。

自分の心に寄り添いながら、少しずつ肩の力を抜いて過ごしてみてくださいね。

あなたの心が、少しでも軽くなりますように。

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