ニュースを見ても「何とも思わない」あなたへ。心が静かになりすぎてしまった夜に

ニュースを見ても「何とも思わない」あなたへ。心が静かになりすぎてしまった夜に

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ニュースやトレンドが流れてきても、「ふ〜ん」「そうなんだ」としか思えず、自分の意見や感情が全く湧いてこなくなっていることに気づく瞬間ってありませんか?

周りのみんなは怒ったり、悲しんだり、共感したりと、忙しく心を動かしているのに、自分だけが透明なカプセルの中にいるみたいで、なんだか冷たい人間になってしまったような怖さを感じてしまうかもしれません。

心が錆びついてしまったのかな、感情が死んでしまったのかな、と不安になるかもしれませんが、どうか自分を責めないでくださいね。

実はこれ、心が冷たくなったわけでも、感度が鈍くなってしまったわけでもないんです。

これまでたくさんの悩みや心の問題に向き合ってきた心理カウンセラーとして、僕はお伝えしたいことがあります。

今のあなたの状態は、心が壊れたのではなく、これ以上傷つかないように「心の省エネモード」が働いている状態なんです。

現代社会って、毎日毎日、本当にたくさんの情報が溢れかえっていますよね。

刺激的で強い言葉や、誰かの怒り、悲しいニュースなどが、スマートフォンの画面を通して絶え間なく心の中に飛び込んできます。

そんな怒涛の情報量に対して、真面目で優しい人ほど、一つひとつの出来事を真っ直ぐに受け止めようとしてしまうんです。

受け止めようとし続けた結果、心のエネルギーのキャパシティが限界を迎えてしまい、脳と心が「これ以上入ってきたら壊れちゃう!」と緊急ブレーキをかけたんです。

それが、「何も感じない」「意見が湧かない」という現象の正体です。

だから今の状態は、感情が錆びついたのではなく、傷ついた心を必死で守ってくれている「優しさの防衛反応」なんですよ。

「自分はどう思うか」という意見が湧いてこないのは、今は他人の出来事に心を配る余裕がなくて、自分の心を守ることで精いっぱいだからです。

そんな時は、無理にニュースを見て意見を持とうとしたり、流行りのトレンドに感情を追いつかせようとしなくても大丈夫です。

世間の声や大きなニュースから少しだけ距離を置いて、スマホを置いて、静かな時間を過ごしてみてください。

そして、世間の大きな出来事ではなく、本当に小さな「自分の世界の五感」に目を向けてあげましょう。

温かいお茶を飲んだときに「あたたかいな」と感じることや、お風呂に浸かったときに「気持ちいいな」と思うこと。

そんな日常のほんの小さな感覚こそが、眠っているあなたの感情をやさしく起こしてくれるきっかけになります。

意見なんて持てなくてもいいし、感情が動かなくても、今のあなたは今のままで十分に素敵で優しい人です。

ゆっくり休んで、心のエネルギーが溜まってきたら、また自然とあなたの心が彩りを取り戻していきますからね。

焦らず、慌てず、まずは今日頑張った自分の心を、そっといたわってあげてくださいね。

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