「手際がいいね」と褒められていたはずなのに…気づけば「頼めば断らない便利屋」にされて後悔しているあなたへ

「手際がいいね」と褒められていたはずなのに…気づけば「頼めば断らない便利屋」にされて後悔しているあなたへ

記事
コラム
「仕事が早いね」「いつも助かるよ」なんて上司や同僚から褒められたとき、最初は素直に嬉しかったですよね。自分の頑張りや能力を認めてもらえた気がして、誇らしい気持ちになったこともあるかもしれません。

でも、気づけばどうでしょう。周囲からの「仕事が早い人」という評価は、いつの間にか「あの人に頼めばすぐ終わる」「断られないからどんどん頼もう」という、仕事を押し付けるための免罪符のようになってはいませんか。

一生懸命に手際よく仕事を終わらせれば終わらせるほど、なぜか自分の手元には新しい仕事が次から次へと舞い込んでくる。一方で、いつも仕事を残している人や手際がゆっくりな人は、追加の仕事を振られることもなく定時で帰っていく…。そんな理不尽な状況に、「早く終わらせるだけ損じゃないか」「なんで自分ばかりこんな目に遭うんだろう」と、後悔や虚しさを抱えて悩んでしまうことってありますよね。

日々たくさんの方から仕事や人間関係、将来への不安といった悩みを聞いているなかで、こういった「仕事ができるからこそ苦しくなっている」ご相談を本当にたくさん受けてきました。頑張り屋で優秀な人ほど、この優しさと責任感の罠にハマってしまうんです。

実は、仕事が早い人が損をしてしまう大きな理由は、あなたの能力が高いからだけではありません。あなたが周囲の期待に応えようとするあまり、「断らない人」「いくら頼んでも大丈夫な人」という印象を無意識のうちに相手に与えてしまっているからなんです。

周囲の人たちは、あなたを苦しめようとして仕事を押し付けているわけではないことも多いです。単に「あの人に頼むとスムーズで安心だから」という軽い気持ちで頼んできています。でも、頼まれる側のあなたの心と身体は、刻一刻と悲鳴を上げていますよね。自分の時間を削ってまで他人の負担を肩代わりし続けていたら、心がすり減ってしまうのは当たり前のことです。

ここで少しだけ立ち止まって、自分自身の心に問いかけてみてほしいんです。あなたが本当に大切にしたいのは、周囲からの「仕事が早い便利な人」という評価でしょうか。それとも、あなた自身の心と身体の健康、そして心穏やかに過ごせる時間でしょうか。

もし今、頼みごとを断るのが怖くて引き受けてしまっているなら、少しだけ働き方のペースを落としてみても大丈夫ですよ。すべての仕事を「超高速」で撃破する必要はありません。時には「今は手一杯なので、明日対応しますね」と伝えたり、意識的に確認作業に時間をかけてペースを落としてみたりしてもいいんです。

完璧に仕事をこなすことよりも、自分の心を守ることのほうが何倍も大切です。あなたが少しペースを落としたからといって、あなたの価値が下がるなんてことは絶対にありません。

これまでずっと誰かのために素早く手を動かし、頑張り続けてきた自分の手と心を、まずはあなた自身が一番にいたわってあげてくださいね。少しずつでもいいので、自分が心地よく働けるペースを取り戻していきましょう。

Gemini_Generated_Image_x96j1cx96j1cx96j.png

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す