「仕事の顔」と「素の自分」のあいだで立ち尽くすあなたへ。心がバラバラになってしまう時の、優しい心の整え方

「仕事の顔」と「素の自分」のあいだで立ち尽くすあなたへ。心がバラバラになってしまう時の、優しい心の整え方

記事
コラム
仕事でどんなに素敵な知識を学んでも、どれほど素晴らしい経験を積んでも、家に帰った瞬間にそれがどこかへ消えてしまう。そんな感覚を抱いたことはありませんか?

「あんなに仕事では他人に優しくできるのに、家族の前ではイライラしてしまう」

「仕事の人間関係を円滑にするスキルはあるはずなのに、自分のプライベートの悩みには一切活かせない」

そんなふうに、仕事と私生活が完全に分断されてしまっているように感じて、自分を責めてしまうことってありますよね。

でもね、まずはホッとして、大きく深呼吸をしてみてください。

僕は、それはあなたが毎日、誰よりも一生懸命に自分の役割を果たそうと頑張っている、何よりの証拠だと思うのです。

こんにちは。心理カウンセラーの「うさぴょん」です。

仕事での自分と、私生活での自分。この2つが分断されているように感じるのは、決してあなたの心が冷たいからでも、学んだ知識が身についていないからでもありません。

実は、僕たちの心は、大切な自分を守るために、無意識のうちに「心のスイッチ」をパチパチと切り替えているのです。

仕事場にいるときのあなたは、いわば「プロフェッショナルの仮面」をかぶって、精一杯のエネルギーを注いでいます。

その緊張感や高い意識があるからこそ、素晴らしいパフォーマンスを発揮でき、周りの人たちをサポートできているのですね。

けれど、一歩お家に帰って、プライベートの空間に入ったとき。

そこは本来、あなたが「鎧(よろい)」を脱ぎ捨てて、一番無防備で、ありのままの姿でいられる場所であるべきです。

もし私生活にまで仕事の知識やスキルを完璧に持ち込もうとしてしまったら、あなたの心は24時間365日、ずっと休まる暇がなくなってしまいます。

「私生活に仕事を持ち帰れない」というのは、あなたの防衛本能が「ここではもう頑張らなくていいよ」「ゆっくり休んでね」と、必死にブレーキをかけてくれている状態なのです。

だから、「なんで自分はプライベートで活かせないんだろう」と悩む必要は全くありません。

むしろ、「それだけ仕事で全力投球して、自分の心がちゃんと休もうとしているんだな」と、健気な自分を認めてあげてほしいのです。

分断されているということは、それだけオンとオフの切り替えがしっかりとできている、ということでもあります。

もし、どうしても「私生活の人間関係をもっと穏やかにしたい」と思うときは、仕事の難しい知識をそのまま使おうとするのではなく、ただ一つだけ、自分を労ることから始めてみてください。

「今日も一日、あの場所で本当によく頑張ったね」

そうやって自分自身を労ってあげることで、張り詰めていた心の糸が少しずつ緩み、プライベートのあなたにも、自然と優しい温もりが戻ってくるようになります。

無理に両方をつなぎ合わせようとしなくて大丈夫。

バラバラに見えるそのどちらのあなたも、一生懸命に生きている、かけがえのない大切なあなた自身なのですから。

ゆっくり、自分のペースで歩んでいきましょうね。

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