世の中のニュースや、周りの人たちの意見を聞いているとき、「本当はちょっと違う気がするんだけどな…」って思うこと、ありますよね。
でも、その気持ちを口にして場の空気が凍ってしまったり、誰かと気まずくなったりするのは、やっぱりとても怖いものです。
だから、ついつい「そうだよね」って話を合わせてしまって、後からなんだかモヤモヤしたり、自分に嘘をついたような気持ちになって、一人で落ち込んでしまう。
そんな風に、周りとの調和を大切にしながら、人知れず心の中で葛藤している優しいあなたへ、今日はお話を届けさせてくださいね。
まず、一番にお伝えしたいのは、あなたが「波風を立てるのが怖くて同調してしまう」のは、決して心が弱いからでも、自分がないからでもないということです。
むしろ、周りの人の気持ちを瞬時に察知できる、とても細やかで温かい心のセンサーを持っている証拠なんですよ。
「この場にいるみんなに、嫌な思いをしてほしくないな」という、あなたの優しい配慮が、無意識のうちに「同調する」という行動を選ばせてくれているのです。
だから、まずはそんな風に周りを気遣える自分の優しさを、「いつもありがとうね」って、たくさん褒めてあげてくださいね。
僕も、これまでに本当にたくさんの方の恋愛や人間関係、お仕事、人生の悩み、そして将来への不安について、じっくりとお話を伺ってきました。
その中で、あなたと同じように「自分の意見が言えなくて苦しい」「周りに合わせてばかりで自分がすり減ってしまう」と打ち明けてくださる方は、本当にたくさんいらっしゃいました。
みんな、自分の本心と、周りの人たちとのつながりの間で、一生懸命にバランスを取ろうとして悩んでいるのですよね。
そんな優しいあなたに、ちょっとだけ心が軽くなる考え方をお裾分けします。
それは、「心の中で反対意見を持つこと」と「それを実際に口に出して相手に伝えること」は、全く別のものとして切り離していい、ということです。
世間の意見に合わせながらも、あなたの胸の奥で「私はこう思うな」と感じている、その小さなつぶやき。
それだけで、あなたは十分に「自分の意見」を持てていますし、自分自身をしっかりと保てています。
波風を立てないために口では「そうだよね」と言っていても、あなたの心が「本当は違うよ」と気づいているなら、それは決して自分を裏切っていることにはなりません。
「口では合わせているけれど、私の本心はちゃんとここにいるよ」と、自分自身が一番の理解者になって、その意見をそっと認めてあげればいいのです。
もし、いつか「どうしてもこの気持ちを伝えてみたいな」と思うときが来たら、そのときは大きな声で反対するのではなく、小さな声で「こういう考え方もあるかもしれないね」と、一つの選択肢としてそっと置いてみるだけで大丈夫です。
無理をして大きな波風を立てる必要なんて、どこにもありません。
大切なのは、世間の声にかき消されそうになる、あなたの本当の心の声を、あなた自身が優しく聞いてあげることです。
どんな意見を持っていても、あなたの心はあなたの味方。
今日も一日、周りのためにたくさん気を配って頑張ったあなたの心が、少しでも柔らかく、ホッとする温かさに包まれますように。
またいつでも、あなたのお話を聞かせてくださいね。