寝言で怒鳴ったり、夢でひどいことをしたり…「これって私の本性?」と不安になるあなたへ。心の奥底が教えてくれる、優しい秘密のお話

寝言で怒鳴ったり、夢でひどいことをしたり…「これって私の本性?」と不安になるあなたへ。心の奥底が教えてくれる、優しい秘密のお話

記事
コラム
寝ているときに、ふと自分が発した寝言に驚いて目が覚めたり、夢の中で誰かにものすごく怒っていたり、意地悪な行動をしてしまったり……。

そんな朝を迎えると、なんだかすごく暗い気持ちになってしまいますよね。

「普段はこんなこと思っていないはずなのに、これが本当の私の本性なのかな」と、自分を疑って、怖くなってしまうこともあるかもしれません。

これまで恋愛や人間関係、お仕事、人生のさまざまな不安に寄り添い、たくさんの方の心の内をそっとお聞きしてきた、心理カウンセラーの「うさぴょん」です。

今日は、そんなふうに「夢の中の自分」や「寝言」にちょっぴり傷つき、悩んでいるあなたの心を、少しでも軽くなるようにお手伝いさせてくださいね。

まず、結論から優しくお伝えさせてください。

夢の中での行動や、眠っているときの寝言は、あなたの「本性」なんかでは決してありません。

だから、どうぞ安心して、まずはホッと一息ついてくださいね。

人間には、普段の生活の中で一生懸命に理性を働かせ、周りの人を気遣ったり、社会のルールを守ったりしながら、バランスをとって生きている部分があります。

これを心理学的な視点や、僕がこれまでのカウンセリングを通じて感じてきたことからお話しすると、心は毎日、本当にたくさんの情報や感情を処理してくれているんです。

嬉しかったこと、楽しかったことはもちろんですが、実は「ちょっとだけ我慢したこと」や「気まずかったけれど見過ごしたこと」、あるいは「自分でも気づかないうちに感じていた小さなストレス」も、心の奥の引き出しにそっとしまわれています。

そして、脳や体が眠りについて、理性のスイッチがオフになったとき、その引き出しに溜まった「感情のゴミ」や「未整理のエネルギー」を、外へと逃がそうとする働きが起こります。

これこそが、寝言や夢の正体なんですね。

つまり、夢の中で暴れたり、寝言で怒ったりしているのは、あなたが悪い人だからでも、裏の顔があるからでもありません。

むしろその逆で、「起きている間に、周りの人を大切にしようと一生懸命に頑張って、感情を優しくコントロールしている証拠」なのです。

あなたの心が、眠っている時間を上手に使って、心の中に溜まったモヤモヤを「デトックス(排出)」してくれている、とても健康的なお掃除システムなんですよ。

「ああ、私の脳と心は、一生懸命に自分を守るために、いらない感情を外に吐き出してくれているんだな」と、そんなふうに捉えてみてほしいのです。

自分の本性を疑って、自分を責めてしまう必要は、一ミリもありません。

心が「いつも頑張ってくれてありがとうね」と、自分自身を優しく労ってほしくて、少しサインを出しているだけなのです。

もしまた、ちょっぴり怖い夢を見たり、寝言を指摘されたりして不安になったときは、胸に手を当てて「今日も一生懸命生きてるね、お疲れ様」と、自分に優しい言葉をかけてあげてください。

あなたの優しさは、起きているときのあなたの振る舞いや、人を思いやるその温かい心の中に、ちゃんと本物として存在しています。

自分の心をもっと信じて、もっと労わって、ゆったりとした夜を過ごしてくださいね。

いつでも、あなたの味方でいます。

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