新しい人生の終焉…2

記事
ライフスタイル
Rさんが、夜にも関わらず、とんできてくれた。
もしかしたら、「人の不幸」を興味本位で来たのかもしれない。それでもよかった。そんなことを考えられる余裕などはなかった。

Rさんは「二人で話なさい」と子供たちの面倒を見てくれていた。

私はRさんが来てくれたので安堵したのか冷静になった…。

けれど私の怒りが修まったわけではない。

旦那と二人で向き合って話をした。

どこで知り合ったのか、いつからなのかなど色々…。

知り合ったのは当時流行っていたゲームアプリ。
半年くらい前からだそうだ。

それって…ディズニーに行くかという話があったあたり…。

その間には旦那は「家族ゴッコ」をしていたのか…。
私たちと…。

もう頭がパニックというか真っ白になった。
頭が真っ白というのは、こういうことを言うんだなと、どこか他人をみるように冷静だった。

子供たちにもずっと「お父さん頑張って仕事をしているから学校にいけるんだよ」とずっと言い聞かせていた。

子供たちの前で一切「自分の稼ぎで」と言ったことはない…。

私も前の旦那で少しでも学んだつもりだった。

今の旦那に尽くしてきたつもりだった…。

仕事中の急なお弁当、給料が少ないと私が借金していたこともある。
舅姑、お墓まで全部させてもらったと自負している。

旦那の顔は立ててきたつもり…。

「うつ病」のことだって何にも言ってくれなかったから病院にもほとんど行ってない。

私が何をして「他の女性と一緒になりたい」と思ったのか、そして何を思って家に帰ってきていたのか…。

私と子供たちだけが「我慢」していたのか…。

どんなにお金がなくても…
どんなに子供たちはお父さんに会いたくても…。

怒りも沸いたが、虚しくもなった。

けれど、今の旦那がいなかったら「今の子供たちを引き取る」ことは不可能だった。

色んな感情が入り混じった。

それから何時間話したか覚えていないが
Rさんが「子供たち寝たから帰るよ、ちゃんと話なさいよ」と言って帰っていった。

私は旦那に「あなたが子供を産んでと言ったから産んだんじゃん、どうしてくれるの?お義父さんにも頭下げさせて!」と言ってみた。
そうすると「あの時、産んでくれなかったらすでに離婚していたと思う」と言われた。

「はい?人の命をなんだと思っているの?んで?他に女性できたから、下の子は捨てるの?」というと旦那は「嫌だったら連れていく」といってのけた…。

「子供は動物と違うんだよ?上の子供たちの気持ちも考えたことある?」とまた怒りがフツフツを沸いてきた…。

色んな話をしたが、結局旦那は「ごめん…相手と別れるからやり直してほしい」と言ってきた。

色々言いたいことはあったが「私も悪いこともあったんだな」と思うこともあった。

そして「やり直す」ということになった。

私は「じゃあその相手に今目の前で電話して別れるということを言ってほしいし、それが終わったら番号を消してほしい」と言った。
そしたら旦那はすんなりと相手に電話をして「別れてください」と言っていた。


私はそこでまず、「許す」というよりは旦那に「今はマイナスからのスタートだからね」と言った。

「少し様子見させて」と言った。

その日はそれで終わった。
子供たちにあまり変な気を使わせたくなかったからなるべく「普通」にしていいようと心掛けた…。

明日からなるべく「普通」にしていよう…。

そして私が旦那を信じれるか…。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す