新しい人生の終焉

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浮気が発覚したのはディズニーランドから帰ってきて、半年も経たない頃だった。

その日は、仕事から私も仕事から帰ってきて、子供たちにご飯を食べさせている時に旦那が、「これから帰る」と電話がきた。

今までにも急に帰ってくることはあったので、さほど気にしていなかった。

ご飯の準備しなきゃな、くらいの気持ちだった。

そうして、旦那が帰ってきて色々していた。

そうして一通り家事やら子供たちを寝せて一休みしようとしていた時

「ちょっと話がある」
と言ってきた。

今度はなんだろう…。

私は、仕事を変えるとかそういう話だと思っていた。

「ごめん…好きな人ができた…」

と…。

私は呆然とした。

私はどこか冷静を装っていた。

「その人はどんな人なの?どこで知り合ったの?」
と聞いた。
そうすると旦那は

「ゲームアプリで知り合った…最近家にこれなかったのは、その人の家に行っていたから……その人が弱いんだ!お前みたいに強くない!うつ病なんだ!俺がいないと」

バアアアァン!!

私は旦那の顔を叩いていた。

「なに?誰が強いって?誰が弱いって?私もあんたと一緒になる前に病院で『うつ病』って診断されたとき、あんたなんて言った?ふざけんな!!」

と怒ったというより、もう怒鳴っていた。

旦那は涙目になっていた。

「誰が子供産んでくれって頭下げたんだよ!お前に育てられんのか?それともなに、その女に育ててもらうのか?!!」

と今までの「我慢」を全部さらけ出した。

サラ金を払ったこと、生活費の足りない分をクレジットカードで補っていたこと、一人で育児をしてきたこと全部全部…。

それでも旦那は「ごめん!すまなかった!」と土下座をした。

それにも腹が立った。

よくよく聞くと「毎月の給料」も半分に会社からしてもらっていたらしい…。

いよいよもう怒りが止まらなかった…。

もしかして本気でこ〇してしまうかもしれない…。

自分で制御が掛けられなかった…。

私は気づいたら、旦那をリビングのドアのところまで追い込んで、旦那の顔の隣には包丁が刺さっていた。

ハッと我に返った私は、Rさんを電話で呼び出すことにした…。

「夜遅くにごめん…ちょっと来てほしい」
と…。

私から呼び出すことはあまりないのと、声のトーンでRさんは
「わかった、すぐ行く」
と言ってくれた。
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