子どもの勉強のつまずきには必ず理由がある|元教員が伝えたい、たった一つのこと

子どもの勉強のつまずきには必ず理由がある|元教員が伝えたい、たった一つのこと

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学び
「何度教えても、同じところで間違える」「うちの子は、どうしてこんなにできないんだろう」。お子さんの勉強を見ていて、そんなふうに頭を抱えた夜が、一度はあるのではないでしょうか。二十年以上、子どもたちの勉強を見てきて、最後に残った考えは、そんな夜を過ごす保護者の方に、いちばん伝えたいことでもあります。それは、たった二つの文にまとまります。この二つが、これから書いていくすべての記事の土台になります。

つまずきには、必ず理由がある


一つ目は、「子どものつまずきには、必ず理由がある」ということです。

九九が言えないのも、作文で固まるのも、文章題で手が止まるのも、やる気や性格や生まれつきのせいではありません。必ず、その手前に理由があります。音が聞き取りにくい、言葉のイメージがわかない、順番を一つ飛ばしている。理由は子どもによって違いますが、理由のないつまずきを、私は一度も見たことがありません。

「やる気がないから」で片づけてしまうと、そこで探すのをやめてしまいます。原因が見つからなければ、当てずっぽうの対策をくり返すことになる。でも、本当の理由はもう少し奥にあります。そこまで見に行くと、景色が変わります。

教室でも、「やる気がない」と言われて私のところに来た子の多くは、やる気を失う前に、どこかでつまずいて、それを誰にも気づいてもらえなかった子でした。理由に光が当たった瞬間、その子たちの表情は驚くほど変わります。

理由がわかれば、必ず打つ手がある


二つ目は、「理由がわかれば、必ず打つ手がある」ということです。

原因の場所さえ突き止められれば、対処はだいたい決まっています。七の段が言いにくいなら、目で覚える。分数が苦手なら、台所で分けてみる。割合でつまずくなら、問題文の「〜の」に丸をつける。速さがわからないなら、「一時間でどこまで行くかな」と生活の中で感覚を作る。派手な教材も、長時間の勉強も要りません。理由に合った、小さな一手で足りるのです。

つまずきは、暗いトンネルのように見えて、実は入り口と出口がちゃんとあります。理由という入り口さえ見つければ、出口までの道は、意外と短いものです。

■家庭でできること|叱る前に、理由を探す

だから、家庭でお願いしたいのは、たった一つです。お子さんがつまずいたとき、叱る前に、責める前に、量を増やす前に、まず「なぜだろう」と理由を探してみてください。

「なんでできないの」は、質問の形をした責めです。答えられる子はいません。代わりに「どこで止まってる?」と聞く。それだけで、子どもは自分のつまずきを言葉にし始め、理由が見えてきます。理由が見えれば、打つ手も見えてくる。この順番が、すべての土台です。順番を逆にすると、どれだけ頑張っても空回りしてしまいます。逆に、順番さえ守れば、打つ手は驚くほど身近にあります。特別な才能も、高い月謝も要りません。必要なのは、原因を一つ見つけるまでの、ほんの少しの落ち着きだけです。

打つ手は、日々の声かけと手順の中にある


そしてその打つ手は、特別な場所にはありません。塾でも、高い教材でもなく、日々の小さな声かけと、ちょっとした順番の工夫の中にあります。

このブログで書いていくのは、結局この一つのことの、たくさんの具体例です。子どものつまずきには理由がある。理由がわかれば手がある。手は、家庭の毎日の中にある。どの記事を読んでも、最後はここへ帰ってきます。もし、お子さんのつまずきの理由がどうしても見つからないときは、ココナラのメッセージからご相談ください。一緒に、その理由を探すお手伝いをします。

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