こんにちは、ゲッコー首藤です。
今回は「アイスブレイク」をご紹介します。
これは、プレゼンの冒頭で聞く人との距離感を縮めるテクニックです。
他愛もない話、たとえば天気の話や明るいニュースの話題など、
本題に入る前に世間話をして場を和らげます。
落語で言うところの「まくら」ですね。
積極的傾聴(アクティブリスニング)の方法の一つとしても有効です。
必ず合意する内容、例えば今日の天気などを話題にします。
「昨日まで雨でしたけど、今日は晴れてよかったですね」とか。
話者の問いかけに対して、「うん」とうなずいたり「はい」と答えます。
「はい」という癖をつけるわけです。
このアクションで、お互いに合意しやすいという空気感が醸成されます。
・アイスブレイクで、より簡単に合意形成をです。
「アイスブレイク」以外にも「ウェイクアップコール」
という言い方をすることがあります。
これは少し雰囲気が異なり、
聴衆のみなさまに集中してもらう、注目してもらうという目的で使います。
例えば朝一番のプレゼン。
なんとなくぼんやりした空気感のところで話しだす時。
他にも、プレゼンが連続していて雰囲気を変えたい時などに有効です。
「アイスブレイク」、「ウェイクアップコール」
この2つに利用できるテクニックですが…
短い動画を流す!
です。
音と映像がテンポよく流れる動画がいいですね。
スピード感や期待感が高まるものや、
感動を呼び起こすようなハートウォーミングなものなど。
企業CM(特定の商品のCMではなくて、企業イメージアップのためのCM)が似たような感じです。
あまり長いと逆効果になるので注意してください。
50秒から1分ぐらい(CM4本ぐらい)で十分です。
少し前の事例ですが、オラクルのラリー・エリソン氏が新経済サミットでプレゼンされた時のアイスブレイクムービー、印象的でした。
(「新経済サミット アーカイブ」でネット検索)
ラリー・エリソン ~'The Computing Utility'.~(60秒)
(引用:www.jane.or.jp/summit)
オラクルがスポンサーとなっているアメリカズカップ(ヨットレース)の1分動画です。
音と映像だけですが、スピード感やパワー、チームワークというキーワードが伝わってきます。
言葉で理解の先にある、情感などの共感を掴むことのできる、
とても良いアイスブレイクだと思います。
動画でなくても、
たとえばプレゼンの内容につながるニュース記事の映像を引用して
配置した1ページを用意する、でも十分です。
空気を和らげるとプレゼンター自身もリラックスして話すことができるので、相乗効果が大きいですね。
自己紹介をアイスブレイクに利用するというのでもOKです。
「私の趣味は、旅行先で美味しいものを食べることなんです。この写真、少し前にXXに行った時のものです。とても美味しそうな料理ですね!もちろん完食して、そのあととても苦しかったです(笑)本日はその完食に失敗した時の、フードロスについてお話しますね」
などなど。
ご自身のスタイルに合うようにカスタマイズして使ってみてください。
・アイスブレイクで、より簡単に合意形成を
空気を和らげて聴衆のみなさまとの距離を近づける。
リラックスして話すことのできる空気を作りましょう。
最後に、
アイスブレイクで笑いを取りに行くのは禁止です。
ウケればよいのですが、
失敗した時の冷たい空気感、その中でのプレゼンって最悪の方向に向かうことが多いです。
ではまたの機会で!