ブログが続かない会社へ。ネタ切れしない発信の仕組みづくり

ブログが続かない会社へ。ネタ切れしない発信の仕組みづくり

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ビジネス・マーケティング
「会社のブログを始めたものの、更新が止まったまま」。中小企業の経営者や担当者の方から、よくいただくご相談です。ライターに外注すると費用がかさむ。社内で書こうとすると時間がない。何より、書くことが思いつかない。

私は中小企業向けのAI・DX支援を仕事にしていて、自社のブログは現在、毎朝1本ずつ自動で増え続けています。今回はその心臓部である「ネタ帳が勝手に育つ仕組み」を紹介します。発信の自動化を外注で検討している方に、「どこをAIに任せ、どこを人が握るべきか」の判断材料としてお読みいただければと思います。

発信が止まる本当の原因は、文章ではなくネタ

発信が止まる本当の原因は、文章ではなくネタ

ブログの自動化と聞くと「AIが文章を書いてくれる」部分を想像されると思います。しかし実際にやってみて分かったのは、文章化はもう難しくないということでした。本当の壁はネタです。

ネタを考える時間が取れない。書けそうなことはあった気がするのに、机に向かうと思い出せない。発信が止まる原因は、ほとんどここです。

もうひとつ根の深い問題があります。ネタに困ってWeb上の情報を調べてまとめると、どこかで読んだような記事になってしまうことです。AIに「◯◯について書いて」と頼んでも同じで、出てくるのはWeb上の平均的な情報です。それでは、わざわざ自社が書く意味がありません。

だから私は、ネタの源泉を「調べたこと」ではなく「実際に起きたこと」に固定しています。日々の顧客対応で出た質問や相談、実際に出たエラーとその対応、業務の中での気づき。これらは自社でしか起きていない一次情報なので、他の誰にも同じ記事は書けません。

仕組みの全体像

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1. 日中は、普通に仕事をする
2. 毎晩23時、AIがその日の仕事の記録から「日報」を自動生成する
3. 日報をきっかけに別のAIが動き、日報や作業記録から「記事になりそうな話」を抽出する
4. 抽出したネタを、ネタ帳に自動で書き足す

人がやるのは1だけです。日々の業務をこなしているだけで、夜のうちにネタが増えていきます。ネタ帳には常に書ける題材が溜まっている状態で、ネタ切れの心配は今のところありません。

大事な前提として、お客様の名前や特定につながる情報はAIが抽出の段階で匿名化し、公開前には必ず人間の目でも確認します。実録と守秘は、この二段構えで両立させています。

ネタ帳の中身は3項目、公開までは朝の3分

ネタ帳といっても、1つのネタは「題材・想定読者・言いたいこと」の3項目だけです。項目を増やすと続きません。

週に1回、AIがネタ帳から翌週の記事候補を選んで提案し、人が並びを確認して承認します。あとは毎朝、AIが先頭の1本から記事とアイキャッチ画像を作り、「承認待ち」で止まってスマホに通知が届きます。朝起きて内容を確認し、問題なければボタンを1つ押して公開。人がやるのは、この確認と公開の操作だけです。

AIに嘘を書かせないための役割分担

生成AIの記事と聞くと「それらしい嘘を書くのでは」と心配になると思います。対策はシンプルで、事実は人間が供給し、AIは文章化だけを担当する。AIには実際にあったことの要点だけを渡し、「この範囲の外の事実は書かない」と縛ります。そして公開のボタンだけは必ず人が押す。会社の名前で出す文章なので、ここは譲らない設計にしています。

外注を検討する方へ

この仕組みは開発会社だけの話ではありません。条件はただひとつ、日々の業務をデータとして残すことです。打ち合わせの録音と文字起こし、顧客対応の記録。データさえ残っていれば、ネタを拾う作業はAIに任せられます。

発信の仕組みづくりを外注する場合のポイントは2つです。「文章を書くAI」だけでなく「ネタを拾う仕組み」まで含めて設計してくれるか。そして、公開の最終判断を人間に残す設計になっているか。この2点が揃っていれば、発信は「がんばること」ではなくなります。

この記事で紹介したような、業務記録からネタ抽出・記事生成までつなぐAIワークフローの構築は、出品サービス『Claude CodeでAI環境を構築します』で承っています。プロフィールの出品一覧からご覧ください。



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