「面接日程の調整だけで、メールが5往復している」
候補者に候補日を提示し、面接官の予定を確認し、埋まっていたので再提示する。採用担当の時間のかなりの部分が、この往復に消えています。しかも往復が長いほど、候補者の辞退率は上がります。
この記事では、面接調整をはじめとする採用実務の往復を減らすために、何をテンプレート化し、どこをAIに任せるべきかを整理します。
往復が増えるのは情報が不足しているから
往復が増えるメールには共通点があります。候補日が少ない、所要時間が書いてない、場所や形式(対面かオンラインか)が曖昧、返信期限がない。この4つを埋めるだけで、往復回数は半分以下になります。
つまり問題は文章力ではなく、情報設計です。ここを固定してしまえば、あとは埋めるだけの作業になります。
採用メールは6種類しかない
実務で使うメールは、応募お礼・日程調整・日程確定・リマインド・合格連絡・見送り連絡の6種類にほぼ収まります。これを先にテンプレート化し、差し込み項目を決めます。
AIの出番は、テンプレートを候補者の状況に合わせて微調整するところです。未経験者向けにやさしく、ハイキャリア向けに簡潔にといった調整は、人がやると意外に時間を食います。
見送り連絡こそ丁寧に
後回しになりやすいのが見送り連絡です。しかしここの対応が、企業の評判を一番左右します。テンプレート化して即日送れる体制にすることで、担当者の心理的な負担も軽くなります。
文面には、選考基準の詳細には触れないというルールを先に入れておきます。AIに任せるとここを書きすぎることがあるため、禁止事項として明記します。
導入の進め方
まず1か月、流れている採用メールを集めて分類します。次にテンプレートと差し込み項目を作り、最後にAIへの指示文を固定します。この順番を守るだけで、定着率は大きく変わります。
逆に、テンプレートを作らずにAIだけ導入しても、毎回指示を書く手間が残ります。ツールを入れる前に業務を型にする、これが順番です。
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