「新商品の登録に、1点あたり40分かかっている」
タイトルを考え、特徴を箇条書きにし、検索キーワードを入れ、注意事項を追記する。やることは毎回同じなのに、商品が変わるたびにゼロから書いている。これがECの登録作業が重くなる最大の理由です。
この記事では、商品説明文を「書く」作業から「埋める」作業に変えるための準備と、AIを使った具体的な進め方を整理します。
なぜ毎回ゼロからになるのか
多くの現場では、商品説明文の「型」が文書化されていません。担当者の頭の中にはあるのですが、形になっていないので、毎回思い出しながら書くことになります。
もう一つは、元情報が散らばっていることです。仕入れ先の資料、写真、サンプルの実物、過去の問い合わせ。これらを探す時間が、実は執筆時間より長いケースも少なくありません。
先に作るべきはテンプレートと項目表
AIを使う前に、自社の商品説明文を分解して項目化します。キャッチコピー、使用シーン、3つの特徴、サイズ・素材、使用上の注意、検索キーワード。このように項目を固定すると、入力するべき情報がはっきりします。
項目が決まれば、仕入れ先資料の内容をその項目に埋めるだけです。AIはこの「埋めて文章にする」工程を得意としています。
AIに渡す指示文の作り方
指示文には、項目表、文体のルール(です・ます調、一文の長さ)、禁止表現(最上級表現や効能を断定する表現)、文字数の上限を入れます。特に化粧品や食品は表現規制があるため、ここを固定で入れておくことが必須です。
実際には、良い例を1、2件一緒に渡すと精度が上がります。過去に売れた商品の説明文を見本として添えるだけで、出力のトーンが揃います。
一括処理にするところまで
商品情報をスプレッドシートに1行1商品で並べると、一括で説明文を生成して別列に戻すことができます。100点でも数十分で回ります。
ただし、公開前の目視確認は外せません。AIの役割はあくまで下書きの量産であり、最終確認は人が行う。この役割分担を先に決めておくと、トラブルを避けられます。
商品登録の流れを一式で組み直したい方へ
項目表の設計から、指示文、スプレッドシートでの一括生成までを、自社の商品に合わせて作ります。現在の登録手順を伺った上でご提案します。
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