おならの罪をなすりつける猫

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コラム
私がまだ実家にいたころの話だけど、猫を飼っていた。
野良出身の割には、結構お高くとまってるような、人を顎で使うところのある猫だった。

私のことなど、膝に乗って暖を取る道具くらいにしか思ってなかったんじゃないかと。

寒いから、膝に乗せろとうるさく言うので、私は長いこと、食事中いつも猫を膝にのせていたものでした。

その猫なんだけど、一度、膝に乗せたまま、テレビをみていたら、どこからともなく、おなら的な臭いがしてきて・・・

もちろん、私ではない!
なのにも関わらず、膝に乗っていた猫が、ぐるりと振り向き、にらみつける。

「お前、今おならしただろう」と、いやそうな顔をしていたのを時々思い出す。
「私じゃないよ!」と否定したら「じゃ、他に誰がいる」という顔をした。

人におならの罪を押し付ける猫というのも存在する・・・そんなことを時々思い出す。

そして、こんな風に、言葉を介さず交流ができる異種同士という関係性も存在する。

それはこっちの勝手な思い込みかもしれない。
だけど、まさしくそう言っているような顔をする猫もいる。

人におならの濡れ衣を着せる猫・・・。
猫の世界でも「おなら」は、そもそもで嫌なこと、なんだろうか?
恥ずかしいことなのだろうか。

今度、またどこかで会話できる猫に出会ったら聞いてみたい・・・。
「そんなにゃんさん、どう思う?」って。






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