~「ひとりで待つ時間」を安心できる時間に変えるには?~
こんにちは。いぬねこ相談室の北国のかとです🐾
「ひとりで留守番させるとずっと吠えている…」
「帰宅すると部屋がめちゃくちゃになっている…」
「出かけようとすると、後をついてきて離れない…」
そんなお悩みはありませんか?
犬はもともと仲間と一緒に暮らす動物です。
大好きな飼い主さんと離れることに、不安を感じるワンちゃんがいるのは決して珍しいことではありません。
でも、留守番が苦手だからといって、「甘やかしているから」「わがままだから」というわけではありません。
大切なのは、ワンちゃんが「ひとりになっても大丈夫」と思えるように、少しずつ安心感を育ててあげることです。
今回は、留守番が苦手なワンちゃんの不安を減らすために、今日からできることをご紹介します。
🐾 まずは「留守番が苦手なサイン」を知ろう
ワンちゃんの不安は、さまざまな行動として表れます。
たとえば…
・飼い主さんが出かけると吠え続ける
・遠吠えをする
・家具や物を壊してしまう
・トイレを失敗する
・自分の足や体を過剰になめる
・よだれが増える
・落ち着かず部屋を歩き回る
・飼い主さんが出かける準備をするとそわそわする
こうした行動が見られる場合、ワンちゃんは「困らせよう」としているのではなく、不安や緊張を感じている可能性があります。
まずは「どうしてこんなことをするの?」と叱るのではなく、「この子は今、不安なのかもしれない」と考えてあげることが大切です。
🌱 留守番が苦手になる理由は?
ワンちゃんが留守番を苦手になる理由は、その子によってさまざまです。
① ひとりで過ごす経験が少ない
いつも誰かが家にいる環境で過ごしていると、突然ひとりになったときに不安を感じることがあります。
② 過去に怖い経験をした
留守番中に大きな音がした、雷が鳴ったなど、ひとりでいるときに怖い経験をしたことがきっかけになる場合もあります。
③ 生活環境が変わった
引っ越しや家族構成の変化、飼い主さんの生活リズムの変化なども、ワンちゃんの不安につながることがあります。
④ 飼い主さんとの絆が深い
「大好きな飼い主さんと離れたくない」という気持ちが強い子もいます。
これは愛情が深い証拠でもありますが、ひとりで過ごすことに慣れていないと、不安が強くなってしまうことがあります。
🏠 留守番の不安を減らすためにできること
① いきなり長時間の留守番をさせない
「今日は8時間お留守番ね!」と、いきなり長時間ひとりにするのは避けましょう。
まずは、ほんの短い時間から始めます。
最初は別の部屋に数分移動するところから。
↓
少し慣れたら、玄関の外に出てみる。
↓
その後、数分の外出をしてみる。
このように、
**「ひとりになっても必ず飼い主さんは帰ってくる」**
という経験を少しずつ積み重ねます。
焦らず、その子のペースで進めることがポイントです。
② 「出かける=嫌なこと」にしない
飼い主さんが出かけるときに、
「ごめんね、行ってくるね」「寂しいけど待っててね」
と、何度も声をかけていませんか?
飼い主さんにとっては優しい言葉でも、ワンちゃんからすると「何か嫌なことが起こるのかな?」と不安になる場合があります。
出かけるときは、できるだけ自然に。
「行ってきます!」と普段通りに出かけることも大切です。
③ 留守番中だけ楽しめるものを用意する
留守番の時間にだけもらえる特別なおもちゃや知育玩具を用意するのもおすすめです。
たとえば、
・中におやつを入れられるおもちゃ
・長く楽しめる知育玩具
・安全に遊べるお気に入りのおもちゃ
など。
「飼い主さんがいない=寂しい」だけではなく、
「ひとりの時間も楽しいことがある」
と感じてもらえるように工夫してみましょう。
※誤飲や事故を防ぐため、留守番中に使用するものは、ワンちゃんが安全に使えるものを選びましょう。
④ 安心できる場所を作る
ワンちゃんが落ち着いて過ごせる場所を用意してあげましょう。
ベッドやクレート、サークルなど、その子が安心できる場所があると、留守番中の心の支えになることがあります。
ただし、クレートやサークルに入れること自体が苦手な子もいます。
「ここに入れておけば安心」と飼い主さんが思っていても、ワンちゃんが嫌がっている場合は逆にストレスになることも。
その子に合った方法を探してあげることが大切です。
⑤ 帰宅したときも落ち着いて
帰宅すると、ワンちゃんが大喜びで飛びついてくることがありますよね。
飼い主さんも「寂しかったね!」とすぐに抱きしめたくなると思います。
でも、毎回帰宅直後に大きなリアクションをすると、
「飼い主さんが帰ってくる=ものすごく興奮する時間」
と覚えてしまうことがあります。
まずは飼い主さんが落ち着いて荷物を置くなど、普段通りに行動してみましょう。
ワンちゃんが少し落ち着いてから、ゆっくり声をかけてあげるのもひとつの方法です。
🌼 無理をしないことも大切です
留守番の練習は、すぐに結果が出るとは限りません。
昨日は大丈夫だったのに、今日は不安になってしまうこともあります。
そんなときは「また失敗した」と落ち込まず、
昨日できたことを思い出してみてください。
少しずつでも前に進んでいれば大丈夫。
ワンちゃんが安心して過ごせる方法を、一緒に探していきましょう。
🐾 まとめ
留守番が苦手なワンちゃんには、
🌱 短い時間から少しずつ練習する
🌱 出かけるときはできるだけ自然に
🌱 留守番中に楽しめるものを用意する
🌱 安心できる環境を作る
🌱 帰宅時も落ち着いて対応する
ということを意識してみましょう。
そして何より大切なのは、
「ひとりでも大丈夫」という自信を少しずつ育ててあげること。
ワンちゃんの不安には、その子なりの理由があります。
✉️ 最後に
「留守番させるのが心配…」
「うちの子にはどんな方法が合っている?」
「留守番中に吠えてしまって困っている…」
そんなお悩みも、ワンちゃんによって原因や対策はさまざまです。
いぬねこ相談室では、飼い主さんとワンちゃんが一緒に安心して暮らせるように、その子に合ったしつけや接し方を一緒に考えていきます🐶🐾
ひとりで悩まず、いつでもご相談くださいね。
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