ペンキ画家のしょーげんさん、ご存じですか?
私、もともと動画チャンネルTOLAND VLOGの神話解説・考察動画が好きで、よく見ていたんです。
ある時、しょーげんさんとコラボしてて、そこで知ったんです。
びっくりな体験をする人もこの世の中にはいるんですねぇ。
ご存じない方のために、ざくっと説明しますと、しょーげんさんは、ペンキ絵のお勉強でアフリカのタンザニア、ブンジュ村というところに滞在していた。この村の村長さんのおじいさんがシャーマンで、なんと夢の中で「縄文人」と交信していたんだそうです。
それで、その村は縄文スタイルで村運営をされている。みんなで助け合って、仲良く幸せに暮らしている村だったのです。
その村で「日本にかつてあった姿」というものをしょーげんさんは学び、それを日本に帰ってから広める活動をなさっている、ということなのです。
たくさんユーチューブ動画が上がっていますので、ぜひぜひ見てみてくださいね!
で、去年、このしょーげんさんの本「今日、誰のために生きる?」のお話を映画にするというプロジェクトが発表されたのです。資金は、クラウドファンディングで集めるということで、少額ながら私も参加したのですよ。
ケチな私にしては珍しく、というか、ケチな私が参加したことで、悪い流れを作ってしまったのではないだろうか・・・だったらゴメンナサイ。
そのクラファンで集まったお金、なんと、クラファン運営会社の経理担当Aさんが横領してしまったんです!!
運営会社から、クラファン参加者に説明のメールが来ましたので、事情は把握しています。
どうやら、この経理担当の方、別に会社運営をしている経営者らしいのですが、何かの詐欺にあってしまい、すぐに回収できると思ったお金が回収できなくなり、その横領が発覚したという流れ。
クラファン運営会社の代表がTOLANDのサムさん。サムさんは、映画製作のお金をなんとか工面しようとあちこち奔走し、努力なさったのですが・・・。
しょーげんさんが、動画で説明しているように、しょーげんさんが「納得できない」ということで、映画製作中止を申し出ることになったのです。
そして、先日、正式に映画の中止が決定しました。
みんなの気持ちが詰まったお金が取られてしまった。
サムさんがお金を補填しても、それは、みんなの気持ちが詰まったお金ではない。
それで、しょーげんさんはもやもやしてしまって、「納得できない!」と映画化をキャンセルしてしまった、という顛末なのです。
私はすごくうれしくなりました。
私が勇気出して、ケチを押して出したお金のこと、その気持ちを大事にしてくれる人もいるんだなーって。
しょーげんさんは、「子供たちがお小遣いから出してくれたお金」「おやつや旅行を我慢して映画のためにお金を出してくれた」と言ってましたが、ケチな私のケチな気持ちを押し切って出した念のこもったお金もその一部なのです。
それを右から左に流すように「取られちゃったから補填」「帳尻あえばいいんだろ」とただの数字として扱うのは違う、そう思ってくれる人もいるんだ!と思ったら、嬉しくなるじゃないですか。
一度スタートした企画を途中で止めるなんて、我がままだ身勝手だという見方もあるでしょう。どれだけの人に迷惑かかるか考えたら、恐ろしくて「映画化止めたい」なんて普通言えないですよ。
公共工事の予算なんかもそうですが、一度決まったこと、スタートしてしまったプロジェクトを途中で変更したり中止すると、余計に無駄なカネと時間がかかるんです。取引先にも迷惑をかけるし、「もう信用できない」と次からもう仕事もらえなくなる・・・そう思ったら、怖くて中止なんて言い出せないです。
実際、映画製作にかかわる人たちからしたら、「どーしてくれるんだ!」という状況でしょうねぇ。
スケジュールとか色々な手配や予約・注文・・・色々すでにスタートしてしまっていただろうし、当然俳優さんたちだけでなくその他人件費もかかっていたでしょう。さらに、人気ユーチューバー、しょーげんさん、TOLANDさん・・・もう大々的に告知もしていたし影響も大きかったはず。この件で一番、どえらい目にあったのは映画製作会社でしょう。この制作会社の方たちがいつか報われるように心から願っています。
だけど、そーゆーこっちゃねぇってことなんです。
そーゆーこっちゃねぇ!って時には人は言うべき時にちゃんと言わなきゃいかんのです。
納得できないことを納得しないまま「人に迷惑かかるから」と心にフタしてしまったら、そのあなたの「納得できない」気持ちは、どこへ行ってしまうんでしょうか?
その分、誰もが納得するような映画を作って、多くの人に見てもらえればそれでいいじゃない?
お金を出した人だって映画が完成することを望んでいるんだから!
映画化中止になる方が人をガッカリさせちゃうよ?
大人の世界ってそーゆーもんだろ!酒でも飲んで忘れちまえ。
誰が出しても金の価値は変わらないだろ!結果がすべてだ!
・・・
多分、しょーげんさんは周りの人からこんな風に飴と鞭、手を変え品を変え言われたでしょうねぇ。利害の関わる人たちは、しょーげんさんが納得するよう尽くしたはずです。
だけど、ほんと、そーゆーこっちゃねぇ!なんです。
大人の事情と言いますが、表面で辻褄合わせればそれでいい、帳尻合えばそれでいい、損得考えた行動、理性的だとか合理的だとか・・・なんか、そーゆーの、どーでもいい。
嫌なもんはイヤなんです!
無理なもんはムリだって!
いちいちめんどくさい、ビジネス分かってない奴、感情で動くやつとは付き合えない、そんなやつと仕事なんてまっぴらだ・・・合理的で理性的な大人の世界ではそうでしょう。。
だけど!!
そういう大人で理性的で合理的な世界が「納得できない」という人の気持ちを、どれだけ無視して踏みにじってきたか。
「これで我慢して?」と、泣く子どもに代わりのものを与えて、泣き止ませようとする大人ってたくさんいます。
損してないじゃん、どっちも同じじゃん、我がまま言うんじゃありませんって言いくるめて、子どもを騙す大人って実に多いんです。
我慢できたら「いい子」なんです。大人に騙されてくれる「優しい子」なんです。
本当は、気持ちを無視され、誤魔化されて、踏みにじられているのにね!
心の奥に「もやもや」と溜まっていく、言葉にも形にもならない「納得できない」気持ちは、認識されることもなく、浄化されることもなく、どんどん心の中に屍のように溜まって積み重なっていくんです。本人は忘れてるかもしれないけど、置き去りにされた「納得できない」気持ちはそのままそこにとどまり続ける。
「違うの、それじゃないの」という気持ちを見て欲しいんです。
まっすぐな気持ちにフタをしないで欲しいのです。「納得できない」って気持ちにちゃんと向き合って欲しいんです。「それじゃない!」って感覚をちゃんと受け止めてほしいんです。
我がままで非合理で理屈じゃない世界のお話なのです。
ただ「納得できないんだ」って気持ちを大事にしたい。尊重してほしい。無理強いしないで欲しいの。
その無視されて踏みにじられた気持ちにも、ちゃんと発生した理由があるからです。
そういう目に見えないものを大事にする世界が、同時に存在してたっていいじゃないですか。
「納得できない」気持ちや感覚にとことん向き合う世界があったっていいじゃないですか。
横領したクラファン担当者Aさんは、お金返せばいいんだろ、最終的に数が合えばいいんだろって思ったのかもしれません。
だけど、ごめんね、私のケチを押して出した、あのお金、あなたはもう私に返すことができないの。あのお金はあなたが取ったの。それでなくなってしまったの。
あの時のケチを押して思い切って出したお金を、どうしたってあなたは私に返すことができないのです。
私がしょーげんさんの映画を作るために、その為だけに出したお金、それと同等の価値のあるお金をあなたは持ってないし、この先も持つことができないの。
「大人なんだから割り切れよ」と、私たちは大人のフリして割り切ろうとします。「お金はお金、価値は同じ」ってみんな言います。
だけど、そうして割り切ると・・・取り戻せないものまで一緒に壊してしまうんです。一度、納得したフリ、割り切ったフリすると、二度目三度目とだんだん感覚がマヒしてしまうんですよね。
最初に感じたわずかな違和感まで、「なかったこと」にされちゃうんです。
それを後から修復しようとしても、それはもうお金では取り返しつかないのです。
あなたが誰かにお金を貸したとします。そして、その人はあなたに利子をつけてお金を返しました。
これでチャラになるんです。
あなたがその人にお金を貸した優しさも、その人が利子をつけて返した誠実さも、帳簿の上には何も記録されない。「チャラ」「なかったこと」にされちゃうんです。
だから納得できないことは、すぐにちゃんと突き詰めた方がいいんです。大人じゃなくていいんです。割り切ったり誤魔化したり帳尻合わせたりする必要はないんです。
数字には表れない気持ちをちゃんと大事にしたい。
知りたい、知ってほしいのです。
映画の完成、楽しみにしていたんですけどねぇ。
だけど、映画じゃなくて、この映画中止の一連のストーリーを私はちょっと幸せな気持ちで眺めていました。お金出した甲斐がありました!
もちろん、クラファン運営会社は返金に応じるそうです。
だけど、私、お金を返されると、それはそれで納得できないので、返金手続きしませんでした。
なんか「サーセンwww」って軽い感じで返される気がしてなんかもやもやする。「損してないんだからいいじゃん」「これでチャラでしょ」って言われた気がしてなんか嫌なんです。
横領したAさんが、どんなに頑張ってももう返せないお金で、その後の人生をやり直す方が正しいという気がしたので。
もしくは、そのAさんが開き直って「帳尻合わせて何が悪いんだよ、クソが!!」「この世は資本主義なの、カネがすべて、数字がすべてだ」って気持ちでビジネスに成功するのが流れ的には美しいかなーと(笑)
この経理担当者Aさんは、刑事告発はされず、この先、働いてお金を返していくそうです。
フフ、そして、いつか気づくといい。どんなに働いてお金を返しても、心を入れ替えて誠実にお金と向き合っても、映画が製作されなかった現実は変わらないし、多くの人ががっかりした気持ちはもう取り戻せないんだって。
子どもの世界は残酷なんです!帳尻合えばそれでいいって納得してくれませんからね。
私は子どもじゃないけど、このAさんのしたこと絶対に許さない!どんなにお金稼いでも取り戻せないもののために苦しみ続ける呪いかけてやる(→嘘です。私は呪いも予言もできないただのタロット占い師)。
そしていつか懺悔の涙を流すといい。その涙のために、私はお前にお金をくれてやるんだ、ガハハ!!ザマァ!
・・・本当に、Aさんが懺悔の涙で浄化される日がくるといい。それがAさんにとって、一番しんどい時だと思うけど、どうか本当に・・・胸のつかえがなく、美味しいご飯を食べられるようになるといい。その時のごはん代、boに出させてほしいです。
その時のお金として、あのお金、Aさんにあげる。
私、言うほど大金出したわけではないのですけどね・・・わはは。
この一連のストーリーと、横領したAさんのその後の人生のことを思ったら、ケチを押して出したお金、十分元が取れたと思います!
私、色々な価値観で回る色々な世界が同時に存在する世界が楽しいなぁってずっと思っていたから。お金だけで回らない世界が本当にあった!それを苦しみながらも実践してる人がいたんだって分かっただけで十分幸せです。
これは、お金の問題じゃなく、魂の問題なのです。
しょーげんさんの今回の決断と行動は、一種の革命です、無血幸せ革命です!
分かる人には分かります。
あらためて別の形で映画化プロジェクトが開始されるといいなぁと願っています♡
そして、今、TOLANDさんのチャンネルでは、あの「ホツマツタエ」考察回がスタートしています!!
さらに、6/29の日曜日には、オンライントークイベントが開催されます!!日本神話の闇!日本史がひっくり返るかもしれません!!すごく楽しみです!!
6/29追記・・・7/21に延期されました。チケット購入、まだ間に合います!