【STEP1 準備編】発注前に知っておきたいデザインの著作権の基礎知識

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デザイン・イラスト
「デザインを発注したら、そのデザインは自分のものになるの?」

ビジネスを始めたばかりの方から、こんな疑問をよく耳にします。実はデザインには著作権という権利が関わっており、知らないまま使い続けるとトラブルに発展することがあります。

この記事では、デザイン発注初心者の方に向けて、著作権の基礎知識をわかりやすく解説します。

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デザインにも著作権がある

デザインは、それを制作したクリエイターに自動的に著作権が発生します。つまり、「お金を払って発注したとしても、著作権はデザイナー側に残るのが原則」です。

「お金を払ったんだから自分のものでしょ?」と思いがちですが、これは大きな誤解です。発注者が得るのはあくまでも「使用する権利」であり、著作権そのものではありません。

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知っておくべき2つの権利

●著作権(財産的な権利)
デザインを複製したり、改変したり、販売したりする権利のことです。この権利をデザイナーから譲り受けることを「著作権の譲渡」と言います。譲渡を受けない限り、自由に改変したり第三者に販売したりすることはできません。

●著作者人格権
デザイナーが「自分が作ったものだ」と主張できる権利のことです。この権利は譲渡することができず、デザイナーに一生帰属します。そのため、発注者が勝手にデザインを大幅に改変することは、たとえ著作権を譲渡されていても問題になることがあります。

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発注時に確認すべきポイント

トラブルを防ぐために、発注前に以下を必ず確認しましょう。

① 商用利用は可能か
ビジネスで使用する場合は、必ず「商用利用可能か」を確認してください。個人利用のみOKのデザイナーも存在します。

② 著作権の扱いはどうなるか
納品後に著作権がどちらに帰属するかを事前に確認しましょう。「著作権譲渡あり」のプランと「著作権譲渡なし(使用権のみ)」のプランでは料金が異なることがほとんどです。

③ 二次利用・改変は可能か
納品されたデザインをSNSや印刷物など複数の媒体で使いたい場合や、将来的に修正したい場合は、事前に許可を得ておく必要があります。

HP制作においてわかりやすい例を挙げると
HP制作&保守管理を依頼→保守管理の解約とともにHPの使用を禁止される
こんなトラブルも耳にします
事前に「購入するデータの範囲がどこまでに当たるか」の確認をすることが重要です。
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素材の著作権にも注意が必要
デザイナーが使用する写真やイラストなどの素材にも著作権があります。無料素材サイトの素材でも、商用利用が禁止されているものや、加工が禁止されているものがあります。
信頼できるデザイナーは素材の著作権にも気を配ってくれますが、念のため「商用利用可能な素材を使っているか」を確認しておくと安心です。

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トラブルを防ぐために
著作権に関するトラブルの多くは、**事前の確認不足**から生まれます。発注前に「商用利用の可否」「著作権の帰属」「改変・二次利用の可否」をしっかり確認しておくことで、ほとんどのトラブルは防ぐことができます。

口頭での確認だけでなく、メッセージや契約書など記録に残る形で確認することをおすすめします。

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まとめ

デザインの著作権は、知らないと思わぬトラブルに発展することがあります。「お金を払えば何でも自由に使える」という誤解を解き、発注前にしっかり確認する習慣をつけましょう。

次回は、ビジネスを始めたばかりの方が**最初に揃えるべきデザイン3選**をご紹介します。お楽しみに!
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