冬空の下で涙を流した夜

冬空の下で涙を流した夜

記事
占い
「 あー、人生、終わったー 」

2017年12月。
47歳の冬。

また、職を失った。
1年で5度も転職。

振り返れば
これまで20社以上の転職を
繰り返してきた。

最後の出勤を終え
電車を降りた瞬間
こらえきれず涙があふれた。

師走の寒空の下
うつむきながら帰り道を歩く。

 街はクリスマスソングに包まれ
人々の笑顔は幸せそう。

それなのに、私だけが
どこか遠い世界にいるような気がした。

職を失くし
崩壊する心に
「このまま消えてしまおう」
とささやく声が聞こえる。

肩を落とし
重い足取りで歩いていると
ふと、懐かしい声が耳に届いた。

顔を上げると、久しぶりに会う知人が
心配そうに私の顔を見つめていた。

彼女は私の話にじっと耳を傾け
そして、こう言った。

「○○先生に相談してみたら?
本当によく当たる占い師の先生だから...」

占いなんて、どこか胡散臭いと思っていた。

けれど、その時の私は人生のどん底にいた。

わらにもすがる思いで
「ぜひ、紹介してほしい」
とお願いしました。

そして迎えた予約当日...
胸は期待と不安でいっぱい。

呼び鈴を押すと
清々しい笑顔の男性が扉を開けて
「こんにちは!お待ちしていました」
と優しく声をかけてくれた。

ほっとした瞬間
緊張が少しずつほどけていった。

鑑定時間は約90分でした。

私の心の内をすべて話し
涙が止まらない時間だった。

そして
先生の言葉が胸に響いた。

--------------
あなたは
雇われて働いているよりも
自分で仕事をする人ですね。

厳しいかもしれませんが
雇用されての仕事は
今後も転職を繰り返す
ことになるでしょう。

でも、あなたの強みは
サポートしたり
アドバイスをすること。

人の悩みに寄り添う
そんな仕事が
あなたにぴったりですよ。

そして
独立のタイミングは
4年後くらいですね。
--------------

「転職を繰り返す…」
という言葉に
一瞬、心が沈んだ。

しかし、それ以上に
「自分で仕事をする」
「人の心のケアやアドバイスが向いている」
という言葉が深く心に残りました。

鑑定が終わり
占い師の先生のもとを後にした私は
なぜか心が晴れやかで
明るい気持ちになっていた。

クリスマスイブで活気ある街
いつもと同じ冬の景色が
広がっているのに
世界がほんの少し輝いて見えた。

「4年後に独立する!」
そう強く決意した瞬間だった。

「一体何をしたらいんだろう...」
と思いつつ情報収集からスタートした。

しかし
その先には予想もしなかった
『大きな壁』が立ちはだかります。

その『壁』とは…

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