私がデザイナーとなってから早1年が過ぎました。
そのなかで「デザイン」とは何なのか、を学ぶ機会が多くありました。
その過程で一番身に染みた内容をお伝えしますね。
デザイナーになるまでは、
デザイン=きれいなもの・美しいものを”創作”する
だと思っていました。
しかしこの一年デザイナーにとって必要なものは”〇〇〇力”しかないなと思っています。
さて、これは何の力か。
その前にこんなエピソードを。
先日主人と話しているとき、「デザイナーってさ、俺はそんなセンスないからさ…」という発言がありました。
そこで思ったわけです。以前の自分も同じ認識だったなって。
以前の自分もそう思っていたので、やっぱり世間一般的にはセンスが必要と思っているんだなって思いました。
・デザイン学校で学び
・描きまくって
・守破離して
・自分の何かを見つける…
のような過程をたどるものだと思っているのでは??
芸術は爆発だ!!の世界?
しかし冒頭でもお話ししたように、
デザイナーに求められるのは”センス”ではありません。
センスではなく”〇〇〇力”なんです。
センスを求められるのは「芸術家」の方々です。
はい、引っ張りすぎですよね。
ここで私が言いたいのは「言語化力」です。
「…ん?
デザインの話では??」
はい、皆さんの声が聞こえます!
はいはい、説明しますね。
デザインは70%言語化力です。
ほんで残りの30%が知識です。センスゼロ。
というか私はセンスありません。
デザインは「言語化力」
この1年、身に染みて思いました。
デザインは、きれいなものを作れる能力よりも、言語化力が死ぬほど大事です。
そもそも、クライアントさんはなんとなく自分の中にあるイメージ(ない場合もあるが)を具現化できないからデザイナーに頼むわけです。
なので、クライアントの頭の中に、どんなものがあるのかを受け取らなければならないんです。
・どんな形で
・どんな色で
・お客様はどんなターゲットで
・どんな効果を狙いたくて
・どんな使い方をするものなのか
そういった情報を受け取る必要がある。
そしてその情報を受け取ったうえで、目に見える形に具現化する。
そういった作業なわけです。
クライアントは「成果を上げたい」のが目的で、それしかないわけです。
なので、いろいろな注文をしてこられますが、押しなべて
”ええ感じにして”
っていうことです。
汲み取ると、「成果出せたらなんでもええから、具合良うやってぇな」ってことです。
もちろん、「過去の経験上、こういった色でこういったデザインの時に効果が高かったから、こういう感じにして」という具体的な例を挙げてくる場合もあるでしょうが、基本的には「ええ感じにして」の場合がほとんどです。
ですので、どんなターゲットで、どんな使用方法で、どんな効果を狙っているのかを聞き出し、それを言語化し、デザインに落とし込めるように自分の中で料理するわけです。
聞き取りの過程はこちら主導です。はじめから具体的に「ターゲットはこうで期待している成果はこうで」って言ってくださる場合もあれば、いろいろなお話をして、「あ~こういう効果を狙っているのか」ということをくみ取る場合もある。
お話をしながら、「あぁ、こういうターゲットにすべきですね」と気づく場合もある。
そういった内容をお話ししながら「汲み取る力」。
また、お客様から感じた内容をデザインに落とし込み、なぜこのデザインにしたのかを「きちんと説明できる能力」。
これらがとても重要な力なんだなと感じるわけです。
「汲み取る力」も
「きちんと説明できる能力」も、
どちらも「言語化力」が必要です。
お客様のとりとめのない話から、”こう言ってるからこれを狙ってるんだな、で、今の段階はこうだからまずはこういうデザインが必要だな”と判断する。
そしてできたデザインを、”このようにおっしゃってましたので、こういったターゲットに刺さるようにこの色を使用しています”のように、相手にわかる(響く)ように伝える力。
こういったことがデザインにはとてもとても!とって~~~も!大事なんです‼(゚Д゚)ノ フント=3
もちろん言語化力”だけ”ではデザイナーとしてはやっていけません。
基礎的なデザイン力は必要です。
かといってデザイン力さえあれば困らないかと言えばやはり困るんですよね。
相手あってのデザイナーです。
お客様、さらに向こうのお客様があって、みんなが求めているものを目に見える形にするのがデザイナーなんですよね☆