※このブログはSEO診断サービスの中身を公開するサンプル記事です
サイトを改善したいとお考えで、このサービスを検討している方の中には、「12,000円で何をしてもらえるのか、いまいちわからない」という方もいるでしょう。
そこで今回は、このサービスで納品するレポートの中身を、架空の工務店サイトを例に具体的に紹介します。
架空の事例なので安心して読める上、実物に近いサイト提案内容をチェックできます。御社サイトでどういった内容が得られるのか、具体的にイメージできるでしょう。
診断の流れ:4ステップ
購入後のステップは以下の通りです。
ヒアリング → 分析 → レポート作成 → 質疑応答
1. ヒアリング(購入直後)
- 購入後、チャットで以下を確認する:対象サイトのURL、WordPressのログイン情報(必要に応じて)、現在の課題感(「問い合わせが来ない」「順位が落ちた」等)、ビジネスの商圏や主力サービス
- 所要時間の目安:やりとり1〜2往復、1日以内
2. 分析(1〜3日)
- Ahrefs・Google Search Console(サーチコンソール)・WordPress管理画面を使い、サイトの現状を数値で可視化する
- 競合サイト2〜3社との比較分析も実施
- 分析対象:ドメインパワー、被リンク状況、検索キーワードごとの表示回数・CTR・掲載順位、内部SEO設定状況、ページ数と構成
3. レポート作成(1〜2日)
- 分析結果と改善提案をPDFまたはスプレッドシートにまとめる
- 数値だけでなく「何が問題で、なぜそれが問題で、どう直すか」まで記載
- 優先度(高・中・低)をつけて、すぐ着手すべきものが分かるようにする
4. 質疑応答(納品後3日間)
- レポート納品後、内容に関する質問をチャットで受け付ける
- 「この部分は自分でできるか」「外注すべきか」といった実務的な相談にも対応
■ レポートの中身を紹介
架空の「○○市の工務店サイト」を題材にして、レポートに実際に含まれる項目を具体的に列挙する。以下が各分析領域の詳細。
Ahrefs分析で分かること
Ahrefsは世界中のSEO専門家が利用する外部SEO分析ツールです。
主に以下の指標をリサーチできます。
ドメインレーティング(DR)
- サイト全体の被リンクプロファイルの強さを0〜100で数値化した指標
- DRが高いほど検索エンジンからの評価が高い傾向にある
- 例:「自社サイトのDRは8。同エリアの競合A社は22、競合B社は35。被リンクの量・質ともに大きく差がある」
- DR自体はGoogleの公式指標ではないが、検索順位との相関が高く、サイトの競争力を測る目安として広く使われている
被リンク分析
- 外部サイトから自社サイトに向けて貼られているリンク(被リンク)の数と質を調査
- 確認項目:被リンク総数、リンク元ドメイン数(ユニークドメイン)、リンクの種類(dofollow / nofollow)、アンカーテキスト(リンクに使われている文言)
- 例:「被リンク数は23件だが、リンク元ドメインはわずか5つ。うち3つは自社の関連サイトで、外部からの自然なリンクがほぼない」
- 競合がどのようなサイトからリンクを獲得しているかも分析し、自社が取るべきリンク獲得戦略の参考にする
オーガニックキーワード
- Ahrefsの推定値として、サイトがどのキーワードで検索結果に表示され、どの程度のトラフィックを獲得しているかを確認
- 例:「検索流入が推定されるキーワードは12個。ただし大半が会社名関連で、『○○市 注文住宅』等の集客キーワードでは圏外」
Search Console(サーチコンソール)分析で分かること
SC(サーチコンソール)はGoogleが無料で提供する公式ツールです。
自社サイトがGoogle検索でどのように表示されているかを、実データで確認できます。
表示回数(Impressions)
- 検索結果に自社サイトのページが表示された回数
- 表示回数が多ければ「検索ユーザーの目に触れる機会はある」ことを意味する
- 例:「過去3ヶ月の表示回数は月平均2,400回。検索結果には出ているが、クリックされていない」
クリック率(CTR)
- 表示回数に対して実際にクリックされた割合
- 一般的に、検索結果1ページ目の平均CTRは3〜5%程度。1%台はかなり低い
- 例:「表示回数は月2,400回あるがCTRは1.2%。クリック数は月29回にとどまる」
- CTRが低い原因として多いのは:タイトルタグが魅力的でない、メタディスクリプションが未設定または内容と合っていない、検索意図とページ内容がずれている
検索クエリ別の掲載順位
- どの検索語句で何位に表示されているかを一覧で確認
- 例:「『○○市 工務店』で平均掲載順位18.5位(2ページ目下部)。1ページ目に入れていないため、ほぼクリックされない」
- 10〜20位のキーワードは「少しの改善で1ページ目に入る可能性がある」ため、優先的に対策すべきターゲットとして提示
WP(WordPress)内部SEOチェックで分かること
WordPressの管理画面やHTMLソースを確認し、サイト内部のSEO設定状況をチェックします。
タイトルタグ
- 各ページの<title>タグに適切なキーワードが含まれているか
- 例:「トップページのタイトルが『ホーム | ○○建設』のみ。『○○市の注文住宅・リフォームなら○○建設』のように、検索キーワードとサービス内容を含むタイトルに変更すべき」
メタディスクリプション
- 検索結果でタイトルの下に表示される説明文
- 設定されていない場合、Googleがページ本文から自動抽出するが、意図した内容が表示されないことが多い
- 例:「全10ページ中、メタディスクリプションが設定されているページは0。Yoast SEOプラグインは導入済みだが、入力欄が空のまま」
- 推奨文字数は90〜140字。ページの内容とターゲットキーワードを含め、クリックしたくなる文章にする
見出しタグ(H1〜H6)の構造
- H1タグが各ページに1つだけ正しく設定されているか、見出しの階層構造が論理的か
- 例:「施工事例ページのH1が『施工事例』のみ。H2以下の見出しがなく、写真が並んでいるだけ」
画像のalt属性
- 画像に代替テキスト(alt属性)が設定されているか。Googleは画像の内容をaltテキストで判断する
- 例:「施工写真48枚中、alt属性が設定されているのは3枚のみ。残り45枚はalt空欄」
パーマリンク設定
- URLの構造がSEOに適した形式になっているか
- 例:「投稿のURLが ?p=123 の形式。/sekou/○○-house/ のような分かりやすいURL構造に変更すべき」
XMLサイトマップ
- サイトマップが生成・送信されているか。Googleがサイト全体のページを効率的にクロールするために必要
- 例:「サイトマップは未生成。Google Search Consoleへの送信もされていない」
モバイル対応
- スマートフォンでの表示が最適化されているか(レスポンシブデザイン)
- モバイル表示でボタンが小さすぎる
- 横スクロールが発生している(表などで横にスクロールしないと全体を確認できない表示)
競合比較で分かること
同じ商圏内の競合サイト2〜3社と、以下の項目でデータを比較します。
ページ数
- 特に施工事例ページの充実度が大きな差になる
- 例:「競合A社の施工事例ページは30ページ(各事例に写真8〜12枚+説明文300字以上)。自社は5ページ(写真2〜3枚、説明文なし)」
- 施工事例ページは建築業界において最も重要な「キラーコンテンツ」。検索ユーザーが実際にどんな家を建てているか・どんなリフォームをしているかを見たいので、量と質の両方が求められる
ドメインパワー(DR)
- 自社と競合のDRを並べて、被リンクの差がどの程度あるかを可視化
- 例:「自社DR8、競合A社DR22、競合B社DR35。被リンク獲得施策が必要」
キーワードカバレッジ
- 競合がどのキーワードで上位表示されていて、自社がカバーできていないキーワードは何かを洗い出す
- 例:「競合A社は『○○市 無垢材 注文住宅』『○○市 平屋 価格』等のロングテールキーワードで上位表示。自社はこれらのキーワードに対応するページ自体がない」
コンテンツの質
- タイトルタグ、見出し構造、コンテンツ量、写真の質、お客様の声の有無などを定性的に比較
- 例:「競合B社は各施工事例に施主インタビュー(500字程度)と間取り図を掲載。自社はキャプションなしの写真のみ」
ここまでの分析をすべて自分たちでやろうとすると、ツール費用(Ahrefsは月2万〜7万円)と作業時間(約10〜15時間)が必要です。基本価格(12,000円)は、その代替コストとして設定しています。
SEO分析として何から手をつければいいかわからない状態を解消する、という目的に特化したお試し価格です。
■ 改善提案の例
レポートの改善提案は、以下のような書式で優先度・内容・理由をセットで記載します。
実際のレポートでは5〜10項目程度を提案するが、ブログ記事ではサンプルとして2〜3項目のみ紹介します。
サンプル①
- 優先度:高
- 内容:トップページおよび主要サービスページのタイトルタグに、ターゲットキーワード(地域名+業種)を挿入する
- 理由:現在のタイトル「ホーム | ○○建設」ではキーワードが含まれておらず、「○○市 注文住宅」等の検索クエリで表示されにくい。タイトルタグの修正は最も費用対効果が高い施策の一つ
- 工数目安:自分で対応可能(30分〜1時間)
サンプル②
- 優先度:高
- 内容:施工事例ページを現在の5ページから最低15ページに拡充する。各ページに写真6枚以上+施工内容説明200字以上を記載する
- 理由:競合A社の施工事例30ページに対し、自社は5ページ。ページ数・コンテンツ量の差が検索評価の差に直結している
- 工数目安:1ページあたり1〜2時間。月2〜3ページずつ追加していく運用が現実的
サンプル③
- 優先度:中
- 内容:全ページのメタディスクリプションを設定する。Yoast SEOプラグインの入力欄に、各ページ90〜120字の説明文を記入する
- 理由:現在、全ページでメタディスクリプションが未設定。検索結果に表示される説明文がGoogleの自動抽出になっており、CTR(クリック率)改善の機会を逃している
- 工数目安:全10ページで2〜3時間
自社サイトの現状を数値で把握し、具体的な改善の優先順位を知りたい方は、こちらのサービスページをご覧ください。