「水夢」

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【プールの時間】





6歳の時
3時間目の授業がプールだった。

俺は
泳ぎが苦手で
25mを平泳ぎでやっと泳げる位だった。

自由時間は
もっぱらプールに浮いているか
犬かきの練習をしていた。
スイミング。;:。へ( ゚Å゚)_


プールの時間は
水に浮いているせいか
あまり力を使わない気がして
思いっきり体を動かして運動した。

逆に体を動かさないでいると
寒くなってきて
ガクガク震えてしまう。
ブル(((_('ω';」∠)))ブル

そんな時は
自由時間にひなたで
ずっと横たわり温まった。

そしたらまたすぐプールに入り
自分の体力なんて全く気にせず
思いっきり遊んでしまった。


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【眠気】





そして
プールから上がると
凄く疲れてしまい
グタ~となってしまっていた。

しかも
次の授業が国語や道徳だと最悪。

授業中もの凄く眠くなって
ウトウトしてしまう。
((´-ω-`))ウトウト…

ある日
プールの授業の後
国語の時間で
案の定ウトウトし始めてしまった。

しばらくすると俺は
あまりにも眠くて白目をむき
ヘッドバンキングを始めてしまった。

この時
周りの女子が俺の方を向いて
くすくす笑っているのが
うっすらと解った。

でも
眠気の方が強くて
とうとうそのまま寝てしまった。
( ˘ω˘ )スヤァ…



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【睡眠】





俺は
国語の授業中完全に寝てしまい
意識を失ってしまった。

そして俺は
体と頭に凄い衝撃が走り
一気に目が覚めてしまった!
∑(*゚д゚*)ハッ

この時
自分の身に何が起きたのか解らず
周りを見てみると
クラスの子達の足が見える。

しかも
周りがとても静かだった。

その瞬間
クラスの子達が
一気に大爆笑し始めた!
ヾ(●・▽・●)ノワハハハ♪

この時やっと俺は
自分が机にうつ伏せに寝てて
そのまま床に崩れ落ちたのだと
ようやく理解できた。

そして俺は
自分の身に起きた事がすべて解り
もの凄い恥ずかしい気持ちになって
顔が真っ赤になってしまった。


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【高野先生】





そして俺は
物凄く恥ずかしかったけど
半分ボーとしながら机に座り直した。

そして黒板の方を見たら
先生も大爆笑している。
( *'∀')ワハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

この時の先生は
高野幸子先生と言い
ちょっと怖い先生だった。

この高野先生は
俺が寝てしまっているのに
起こしてくれなかったようだ。

俺は
てっきり高野先生の事だから
寝てたら怒って起こす人かと思ってた。
(# ゚Д゚)プンスコ

しかし
こんな高野先生が
何も言わず寝かせてくれてた事に
正直ビックリしていた。

そして俺は
高野先生に
「何で寝かせてくれてたの?」
そう聞いてみた。


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【同類】





高野先生の答えは
「起こそうかと思って見たら
机から落ちそうだったので見てたの」
ウフフ♪(。-艸・。)

そう言って
完全に俺に恥をかかせる気だったのだ。

そして高野先生は
「恥ずかしい事の方が
身にしみて解るでしょ(^ー^* )フフ♪」
そう言ってニヤニヤしてた。

そんなやり取りをしている中
ふと前方の席の子を見ると
その子も机にうつ伏せになって
スヤスヤ寝てるのが見えた。

しかも
体がだいぶ斜めになっていて
机から崩れ落ちそうだった。

その子の名前は
三品孝之君と言い
さっきの皆の大爆笑でも目が覚めず
相当グッスリ寝ているようだ。

そして次の瞬間!
その子も机から勢いよく落ちて
「いて!」と言い目を覚ました。
(>_<)イテ!


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【他人事】





三品君は
すぐに頭を抱え机によじ登り
席に座ってボーとしてた。

そして
周りをきょろきょろ見渡し
何が起こったのか解らない様子だった。

その瞬間!
またクラスで大爆笑が起こった!
'`,、 '`,、 ('∀`) '`,、'`,、

当然俺も
自分の事を棚に上げて
大爆笑してしまった。

そんな状況になり三品君もやっと
自分の身に何が起きたのか
状況が理解できたようだった。

そしたら三品君の顔が
見る見るうちに真っ赤になって行く。
(〃ノωノ)ハズカチィ

この時俺は
自分と同じ恥ずかしい思いを
もう1人味わってくれて
気分が晴れた。


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【甘えん坊】





この日の夜俺は
寝る時間になったので
布団に入り眠りについた。

しばらくすると
なんか凄く怖い夢を見て
思わず飛び起きてしまう。
( ゚д゚)ハッ!

そしたら
怖い夢の余韻がしばらく無くならず
なんだか凄く不安になってしまった。

この時俺は
何だか怖くて母親に抱き付きたかったが
隣を見ても母親がいない。

母親を探したら
お茶の間でテレビを見ていたので
足早に座ってる母親の前に行き
抱き付いてしまった。

この時父親が
「6歳にもなって
お母さんに甘えるんじゃない!」
そう言って怒っていた。

でも母親は
「良いじゃないの別に~ね~」
そう言って背中を叩いてくれたので
安心してしまいそのまま寝てしまった。

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