私は日頃、近くの市営ジムに通っています。
多忙なときもあるため毎日とはいきませんが、時間のあるときはできるだけ。
「毎日ウォーキングしましょうね」などと人様に言うカウンセラーが不健康だったら、説得力がないですからね。
市営ジムには市民プールも隣接しており、小学生向けのスイミングスクールも開かれています。
私の仕事が一段落し、「ちょっと体動かすかぁ~」とジムに向かうのが夕方ごろ。
ちびっこたちの学校が終わり、ジム(の中にあるプール)にやってくるのも、同じ時間。
そのため私が着替えようと男子更衣室に向かうと、高確率でちびっこ軍団たちと鉢合わせします。
小学生男子、しかもスイミングに来るような活発な子たち。
それゆえ、更衣室の中は阿鼻叫喚。
「ポケモンSVほしいいぃぃぃぃぃ!!」と叫びながら走り回る男の子。
「おれのほうがつよいし!」「は?おれのほうがもっとつよいし」と謎の張り合いをする子たち。
「お~きなイチ◯ツをください~~」と、どぶろっくのネタを元気に歌う子。
たぶん言葉の意味は理解していない。
「こら!静かにしなさい!!」と、子供よりさらに大きな声で注意する親御さん。
私はというと、隅っこのほうで「俺も小学生の頃こんなだったかな……まあレイザーラモンのモノマネはしてたな……」などと思いつつ、黙々と着替えています。
幼稚園、小学校の先生は本当にエライと思う。
頭が下がります。
こういうとアレですが、私は理屈っぽいせいか、やや考えすぎるところがあって。
そんな自分からすると、本能のままに…じゃなくて元気にはしゃぐ子どもたちをみると、ちょっとうらやましくもあります。
俺もジムにいるときくらい頭からっぽにするか…などと思いつつ、
今日も軽めのダンベルを上げ下げするのでした。