こんにちは南仙台の父です。
米国と欧州との軋轢がかなり深刻化しており、欧州では米国ない地域防衛
の議論も始まっています。
ロシアの潜在的な脅威がウクライナ情勢で鮮明になり、米国なしでの地域
安定化には不安もあります。
米国も自身の方針に従わず、利益だけを貪っていると欧州を非難していま
す。
戦後の国際秩序の基本としてNATOの結束が重視される中で、過去最大の
危機に瀕しているともいえます。
米国は脅しも含めてNATOからの脱退を示唆しています。
国際協調よりも自国優先を支持する支持者も多く、最悪のケースはこれが
現実化するという声もあります。
果たして戦後を支えたNATOから米国は脱退することになるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、節制のカードの正位置が出ています。
節制のカードの正位置は調和や自制、節度や調整、管理やバランスといっ
た意味があります。
米国が最悪の選択をすることはなさそうです。
中間選挙も近づいてはいますが、現実面を考えると一部の支持者には刺さ
る政策からもしれませんが、トランプ政権を支える重要な支持層には軍事
産業もあります。
彼らは欧州をはじめとして同盟国・友好国へのビジネスで稼いでおり、こ
れを反故にするような真似は絶対に許しません。
また、米国の軍事産業も脱中国を目指す中でユニットや部品の調達先を国
内だけで纏めきれることもありません。
ネオコンからすれば欧州は重要な顧客でもあり、重要な調達先でもあるの
で、簡単に勢いで関係を断つことはできません。
費用負担増や派兵などについては更に圧力を強めるでしょうが、欧州もロ
シアの影を怖れており、ある程度は妥協を示すことになります。
米国のNATO脱退は基本的にあり得ないでしょう。
次に環境条件ですが、吊るされた男のカードの正位置が出ています。
吊るされた男のカードの正位置は忍耐や努力、試練や妥協、抑制や慎重と
いった意味があります。
欧州にとっても米国にとってもNATOは重要な位置づけにあります。
簡単に関係を壊すことはお互いにメリットはなく、米国にとっては重要な
輸出産業である軍事産業に大きなダメージとなります。
米国は圧力をかけてはいますが、これは最終的に費用を欧州が負担し、そ
の費用を米国製の兵器に投資させることが大きな目的です。
また、駐留米軍を減らして欧州自身が負担させることも目的にしています。
米国にとってもNATOを維持せざるを得ないのは必然で、NATOとの関係を
抑制的に慎重に対応しなければならないのは理解しています。
米国にとっても利益のあるディールにするには言っての妥協や忍耐も必要
になります。
米国側も多少は譲る姿勢を見せる懐柔が大事にはなって来るでしょう。