こんにちは南仙台の父です。
イラン情勢はなかなか改善の状況も見えず、手詰まり感が更に深まってい
るように見えます。
中東への影響度を高めたい中国にとってはチャンスともいわれていますが
、中国も原油などの調達に苦慮しているのが実態です。
そのため、友好国であるパキスタンを介して和平に影で動いている中でも
なかなか妥協点が見いだせなくなり、内心イライラしているともされます。
米国・イスラエル・イランとも国内事情を抱え、安易に妥協することはそ
れぞれの政治的な弱さを露呈するともされ、簡単に合意には達しないとい
う見方も多くあります。
経済的には米国などが苦境に立つ中で中国にはチャンスと見る向きもあり
ますが、問題を抱える国内経済の実態や対中不信などもあって決してその
ような感じも見えません。
果たしてイラン情勢は中国にとってどんな形で影響を及ぼすのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、悪魔のカードの正位置が出ています。
悪魔のカードの正位置は裏切りや堕落、束縛や悪循環、怒りや不健全とい
った意味があります。
おそらく端的に状況を表すのがこのカードなのだと感じます。
対中強硬論者、親中関係者の言うところの余裕などは中国にはありません。
むしろ今後の経済見通し、更には戦略的な対応などを考えた場合に内心は
余計なことをしてくれたというのが本音です。
また、原油に限らずあらゆるものが世界から入って、世界に出ていく中国
にとってはこれだけ迷惑な話はありません。
また、中東には中国のプレゼンス拡大に向けた動きを何度もかけていまし
たが、巧みにかわされて実質的な進捗も成果も上げられてはいません。
中東の難しさを肌で感じた中国にとっては、少なくとも自国の物流だけは
確保し、後は勝手にやっていろというのも本心でしょう。
ただ、肝心な中国の経済基盤が自動車であれ、輸出を基調とした基盤で支
えられた実態を考えると中国の影響度はおそらく日本以上になっています。
このまま膠着が続けば経済力も含めて自国優先の立場で動く可能性もあり
ます。中国にとっては不健全で怒りしか感じない、そんな本心がカードに
出てしまった感じでしょう。
次に環境条件ですが、隠者のカードの逆位置が出ています。
隠者のカードの逆位置は閉鎖性や陰湿、消極的や悲観的、崩壊や無神経と
いった意味があります。
今は米国の敵失のような感じで中国優位と見る向きが多いのも事実ですが
、上述の通りで中国にも余裕などはなく、やりようによっては国内からの
突き上げによって体制に影響を与えかねない状況になります。
中国にとっては何とかしたいが、表立って動くだけの策もないために傀儡
ともいわれるパキスタン政権に頼るしかありません。
また、中国優先の方向で進めることができたとしても、中国にとっては政
治的にもリスクにしかなりません。
カードが示す通り、自国優先の立場を公にすることは中国にとっては不利
になります。
また、動向を見守るといった弱い姿勢も許されず、消極的な姿勢は政治上
の崩壊にも繋がりかねない問題になります。
かといって、中東での弱すぎるプレゼンスでは大きく介在できる余地もな
く、おそらく米国以上に手詰まりに感じていることは間違いありません。
対米圧力もかけづらいだけに切れるカードもすでに切ってしまいました。
中国にとってはそっと見守るしかできない、そんな弱弱しさすら見えてし
まうのが実態でしょう。
安易にイランを支援もできず、強く米国を非難もできず、かといって国内
も安閑とはできない中で暗中模索しているのが実態です。