こんにちは南仙台の父です。
全国的にドクターヘリの運航休止が続いています。
主な要因は整備要員不足によるものですが、運行管理者の能力不足など様
々な原因もあって多くの自治体でドクターヘリが運行できなくなっていま
す。
航空整備員の要請には多額の費用と時間がかかることもあり、大手の航空
会社でも課題として認識されています。
運行そのものにも費用がかかり、整備不良による事故なども多く発生した
こともあって、構造的な問題として大きく影響し始めています。
救急輸送などは自衛隊などが対応していますが、ドクターヘリは民間運用
が基本となっています。
果たしてこの問題が改善されることになるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、塔のカードの逆位置が出ています。
塔のカードの逆位置は緊迫やアクシデント、不幸や無念、屈辱や限界とい
った意味があります。
元々は海外で始まったシステムを国内に持ち込んでスタートした経緯もあ
り、大きな拠点病院の医師や看護師が乗り込んで対応するという従来の救
急車の発想とは違ったシステムでした。
当初は一部地域で始まり、その後全国に展開されるようになって、機体は
行政が出しながらも運行は民間業者に委託する形で整備された経緯があり
ます。
現状としては少子化だけでなく、色々な問題もある中で手を出しづらい業
態という状況もあって、簡単に支援ができることもできません。
また、状況が悪化する中で事故リスクや運行できないといった問題が恒常
化することになり、結果としては更に広域での運行体系への変更など、大
きな転換期を迎えているのかもしれません。
また、パイロット不足も深刻化する中で医療従事者の減少も深刻な状況に
なっています。
大規模病院でも収益がする状況は医療そのものへの影響も甚大です。
残念ながら無理をした体制にはもう限界があり、抜本的な見直しが必要に
なっていることは否定できません。
今後は医療水準の低下もあって、こうした高度医療を支える体制にも先細
りは深刻化することになるでしょう。
次に環境条件ですが、月のカードの正位置が出ています。
月のカードの正位置は迷いや不安定、逃避や潜在的な問題、幻滅や猶予な
き選択、失敗や暗闇といった意味があります。
残念ながら抜本的な解決策はありません。
構造的な問題には手の打てるところが限られています。
また、ヘリの特性として、短時間で短距離の運行という制限もあるため、
仮に広域化できたとしても運行距離200km程度までが限界値となります。
ヘリに変わる体制も難しい中で陸上交通路でも救急車の運行に支障が出る
といった問題もあって、そもそもがこうした医療・救急体制への依存度を
どう減らすかといった国土再編策までが視野になければ難しいでしょう。
残念ながら抜本的な解決策がないのはカードの示す通りです。
お金で何とかなる時代ではなく、物理的にトリアージをつけざるを得ない
実態の中で、どう向き合っていくのかを真剣に考えざるを得ないでしょう。