こんにちは南仙台の父です。
半導体を製造する上で重要な素材関連は日本企業が強い分野です。
特に微細化が進む中で微細化対応できる素材については戦略性もあって政
治的な道具にもなり得る存在になってきました。
中国がレアアースの輸出規制を図る中で日本も半導体に関連する素材の規
制を行うべきという強硬論もありました。
以前は韓国との政治的な対立の際に利用されたケースもあって、政治的な
問題が深刻化した状況もありました。
一方で中国は様々な分野で半導体の自力調達に向けた取組みを行っており
、すでに多くの分野で自国調達が可能であるとの認識もあります。
果たして中国は最先端の微細化を含めた素材技術でも国内対応が可能とな
る状況まで進めることができるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、正義のカードの正位置が出ています。
正義のカードの正位置は理性やバランス、正当性や正しい判断、調和や執
行といった意味があります。
中国にとっては自国内での半導体完結化は大きな意味を持っています。
米国などへの依存度を下げる目的は当然ですが、それよりも自国に有利な
プラットフォームの半導体を狙う考え方もあります。
そんな中ですべての半導体技術を握ることは必然的な考え方であって、仮
に一部を海外に依存することは大きな問題を残します。
中国にとっては仮に経済関係も深いロシアなどであっても、その依存を許
されることはできず、むしろそうした国も巻き込んで、自国のプラットフ
ォームに押し込むことも重要な生存戦略となります。
中国は今のところは米国や欧州などからの情報も含めて開発を行っており
、その方法は表裏の両面で節度を欠く方法も含めて展開されています。
もちろん日本も例外ではありません。
かなりの水準で完成度を高めつつある中で、日本企業の優位性は西側諸国
の中だけでしか保てなくなる時期がいずれきます。
おそらく専門家が指摘するようなレベルよりも大幅に短期で達成できる形
になり、来年あたりにはすでに量産で使用できるところまでレベルが上が
ってきているようです。
今は政治的な道具として有利な印象を持っているかもしれませんが、中国
もその点は十分承知しており、輸出規制などをかけても全く効果が得られ
ない形になるでしょう。
次に環境条件ですが、死のカードの逆位置が出ています。
死のカードの逆位置は新展開や上昇、立ち直りや再構築といった意味があ
ります。
中国にとっては今後の流れを決める重要な一手になるだけに、かなり抜か
りなく動いている面もあります。
資金投資や人的投資も日本とは比べ物にならず、共産党一党独裁体制はそ
の意思決定の速さでは民主主義国を凌駕します。
仮に早い段階で規制にあったとしてもかなりのレベルまで達していること
やあらゆる情報戦や高いリバースエンジニアリングで開発スピードを上げ
ていることは事実でしょう。
もう優位性というものはなく、日本に限っていえば中国に完全に抑えられ
た形となって、あらゆる製造分野で中国への間接的な支配も含めて抑えら
れた状況になります。
政治的な意思を持って規制を叫ぶ声もあるようですが、残念ながらすでに
止めようがない時期に入っています。
ただ、量的な対応が確実に整うまでは数年はかかるので、その先をいくだ
けの技術をどう開発していき、中国シフトをどう敷くかが企業の課題にな
ってくるでしょう。
経済的にもかなり先行されているだけに日本の優位性というものは殆ど存
在しない状況をしっかり認識した方がよいでしょう。