こんにちは南仙台の父です。
先頃、南鳥島でレアアースの採掘に成功したとの報道がありました。
元々、この地域には存在が期待されていて、実際に採掘・精製できれば海外
依存度を減らせるだけの量があるともされています。
実際に試験採掘ですが採掘には成功しました。
一方でまだ精錬には至っておらず、どの程度のコストで賄えるのかには疑問
もあります。
今後はレアアースが政治取引の材料となる中で政府もリスク分散に舵を切っ
ており、その中に国内産の選択肢が拡がることは大きな切り札となります。
果たして南鳥島のレアアースは日本に良い結果をもたらすことになるのでし
ょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、恋人のカードの逆位置が出ています。
恋人のカードの逆位置は空回りや空虚、関係の破綻や迷いといった意味があ
ります。
大きな課題となるのはコストでしょう。
コストについては大掛かりな採掘施設を常備し、24時間稼働で掘り続けるこ
とになります。
設備投資や人件費などにとどまらず、精製先までの輸送や処理方法など課題
も山積しています。
日本単独で賄えるかどうかもわからず、経験値の高い国との協業なども視野
に入れて開発することも前提でしょう。
コストはかなり高額となるため、海外の露天掘りしているような大鉱山とは
比較しにくいものがあります。
海上での採掘となるので広い範囲で条件の良い場所を選択することも必要と
なるので、これから順次調査をしなければなりません。
総合的なコストを考えると莫大な費用となります。
また、この地域は中国も目をつけている場所でもあるので、資源防衛の立場
からも先に手をつけて権利主張に争いの余地がない状態にすることも必要と
なります。
もちろんこちらもコストがかなりかかります。
一つの方向性としてはあるものの、これですべてが解決するというわけでは
ありません。
次に環境条件ですが、死のカードの逆位置が出ています。
死のカードの逆位置は新展開や上昇、再構築や再生といった意味があります。
おそらく今考えられている状況では学術的なレベルで留まってしまいます。
コストを下げる努力も必要でしょうが、これはかなり難しいものがあって露
天掘り採掘にはどうあがいても勝てません。
一つ可能性があるとすれば、今後も様々な産業用途で必要となるレアアース
の価格がさらに上昇し、南鳥島での採掘でも十分に見合うだけのコストとな
るかどうかでしょう。
国内へ海外から輸入するコストも更に上がるので、コストが2割程度高いレベ
ルまで落ち着けばかなり可能性はあります。
また、輸出も前提とした国際協力の可能性もあり、油田開発など海洋技術の
強い国との共同化による資金確保や販路確保といったメリットも出ます。
今のところは日本と政治的。経済的に敵対する国との協力関係は難しく、そ
ういう意味では中国との協力はあてにできません。
政治的な意味合いも含めて、今後の流れも見極めてどう進めるかがポイント
になるでしょう。