こんにちは南仙台の父です。
参院選の目標がクリアできなかったことで自民党内の動きも大きくなってい
る中で、冷静な見方として今までの体質が何ら変わらず選挙戦を戦ったツケ
が来ているだけというものもありました。
支持団体や高齢者頼みの選挙戦、利権に近い組織団体との近すぎる距離、議
員個人の人間として資質の問題など様々な課題を抱えていた中で、こうした
点の反省もなく党内抗争が激化する姿勢に支持層も他の党派に流出するとい
った悪循環も生まれています。
流れを変えない限りは更なる高齢化や支持層瓦解が進み、コンベンショナル
な状態から脱しきれずに党勢を失った革新政党のような状況になりかねない
状況です。
果たしてこうした流れを食い止め、自民党は体質転換できるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、節制のカードの正位置が出ています。
節制のカードの正位置は調和や自制、節度や調整、バランスや管理といった
意味があります。
自民党としてはすべての議員が強い選挙組織力を持っているわけではなく、
党中央の支援なしで戦えない議員も多くあります。
特に都市部では浮動票がどう動くかで自民党も票読みが変わる状況が続いて
いて、浮世離れした政治体質では戦い抜けないことも理解しています。
特に今回は積極的でない自民党支持者の自民党離れが進んだことも敗因であ
ったことは間違いありません。
ただ、冷静に見ると騒いでいるのはこれから更に厳しい状況を迎えるであろ
う右寄りの人たちだったりもし、本当に自民党の実態がわかっているのか疑
問もあります。
解散総選挙を安易に選択できなくなった以上は自民党も足場固めをしなけれ
ばなりません。
おそらく今後は多党化した中でどういう連携を個別政策で行うかに視点が移
ることになります。
最終的には大き過ぎ、広過ぎる自民党が割れる可能性もある中で、個別政策
の協力の中でバランス重視の党運営を図ることが迫られます。
総裁を変えたところで簡単に変わるほど今までの潮流を変えることは簡単で
はありませんが、単独で戦えない議員を多く抱える自民党こそ節度や自制を
持って他党との協議に臨まざるを得ません。
今までの古参幹部たちの考え方はすでに通用しないので、こうした流れもあ
って自民党自体は少し考え方も変えざるをえなくなるでしょう。
次に環境条件ですが、世界のカードの逆位置が出ています。
世界のカードの逆位置は衰退や堕落、低迷や崩壊といった意味があります。
長期的には自民党は解体される方向になりますが、一気に政局に進められる
ほどのエネルギーは政界全体にありません。
イデオロギー的な対決というよりも分断化が進んだ世代間分断による政策の
連携が今後の政局の大きな中心になります。
自民党も本来は自身が取るべき政策ではない社会保障的な政策を安倍政権で
も積極的に進めてきましたが、支持層との兼ね合いでどうしても高齢者にも
配慮をしなければならず、結果として難しい選択が迫られてきました。
今後の高齢化が進む世の中では高齢対策も無視はできませんが、どちらを向
くのかによって政党の政策協議は変わることになります。
結果として旧来的な給付金は排除され、消費減税を志向する流れになったこ
とも大きな流れでしょう。
ただ、自民党にとってはいつの間にか岩盤支持層が居なくなった事態に何ら
備えもなく行き着いた現状からの政策転換は古参議員たちがいる以上は難し
いでしょう。
自民党自体はいずれ解体しなければなりませんが、社会党が解体により今の
状況になったのと同様に、自民党も全体が沈むのか政策転換を図るのか、こ
れからが本当の意味で問われることになります。
一つの試金石となるのが古参議員の排除でしょう。
今の状況ではそこも難しいと考えるしかありませんが、対応が遅くなればも
っと悲惨な解体状況を迎えます。
自民党にはもう選択肢もなくなっている以上は解体を前提とした出直しが本
当に可能なのか、更に同じような敗北を続けて党勢を失っていくのか、これ
からが問われる本当のステージになるでしょう。