「それって、本当に責めること?」自分にだけ厳しくなってしまう時に、思い出してほしいこと

「それって、本当に責めること?」自分にだけ厳しくなってしまう時に、思い出してほしいこと

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コラム
「また今日も何もできなかった」

「せっかく時間があったのに、スマホを見て終わってしまった」

「仕事でミスをしてしまった」

「人にイライラしてしまった」

「もっと頑張れたはずなのに……」

そんなふうに、自分を責めてしまうことはありませんか?

僕はこれまで、たくさんの方のお話を聞いてきましたが、自分に厳しい方ほど、本当に小さなことまで「自分のせい」にしてしまうことがあります。

そして僕自身も、予定していたことができなかった時や、思ったように動けなかった時、

「もっとできたはずなのに」
「時間があったのに何をしていたんだろう」

と、自分を責めてしまうことがあります。

そんな時、最近僕が大切にしている問いがあります。

「そもそも、僕は何を責めているんだろう?」

自分を責めることが習慣になっていると、「自分を責めている」ということ自体に気づけなくなることがあります。

何かできなかった。

すぐに「自分はダメ」

失敗した。

すぐに「もっとちゃんとしなきゃ」

休んでしまった

すぐに「怠けている」

でも、一つひとつ取り出して考えてみると、本当にそこまで責める必要があるのでしょうか

たとえば、

「昨日、疲れて何もできなかったんです」

と誰かに話してみる。

すると、

「そんな日、私もありますよ」

と言われるかもしれません。

「休みの日、ずっとスマホを見てしまいました」

と話したら、

「私なんてよくあります(笑)」

と返ってくるかもしれません。

寝坊した。

ダラダラした。

やる気が出なかった。

予定通りにできなかった。

イライラした。

何もしたくなかった。

自分の頭の中だけで考えていると、とても大きな問題のように感じていたことが、人に話してみると、

「え、それってみんなもやっていることなんだ」

と気づくことがあります。

もちろん、「みんなもやっているから何をしてもいい」という意味ではありません。

誰かを傷つけたなら謝る。

改善できることなら、次に活かす。

それは大切です。

でも、

「改善すること」と「自分を傷つけること」は別です。

反省するために、自分を嫌いになる必要はありません。

そして、自分を責めていることに気づいたら、もう一つ考えてみてほしいことがあります。

「大切な人が同じことをしていたら、その人を責めますか?」

大切な人が、

「今日は疲れて何もできなかった」

と言ったら、

「何やってるの?」
「もっと頑張りなよ」

と言うでしょうか。

もしかすると、

「疲れていたんじゃない?」
「そんな日もあるよ」
「今日はゆっくり休んだら?」

と声をかけるのではないでしょうか。

他の人には優しくできるのに、自分にはものすごく厳しい。

そんな方は、決して少なくありません。

自分を褒めることが苦手でも大丈夫です。

いきなり「自分を好きになろう」としなくてもいいと思っています。

まずは、

自分を必要以上に責めないこと。

そのために、

「僕は今、何を責めているんだろう?」

「それって、本当に責めること?」

「大切な人が同じことをしていても、同じように責める?」

と、一つずつ確認してみる。

そして、一人で考えていると分からなくなってしまう時は、誰かに話してみることも一つの方法です。

人に話すことで初めて、

「そんなに自分を責めなくてもよかったんだ」

と気づけることがあります。

僕は、人に話すことの大きな意味の一つは、答えをもらうことだけではなく、自分一人では見えなくなっていた自分への厳しさに気づくことだと思っています。

「こんなことで相談してもいいのかな」

と思うようなことほど、話してみると、

「そこまで自分を責めなくても大丈夫ですよ」

と分かることもあります。

うまく話をまとめる必要もありません。

答えが出ていなくても大丈夫です。

「なんとなくモヤモヤする」

「自分を責めてしまって苦しい」

そんなところからでもいいと思います。

自分を責める側ではなく、少しずつ自分の味方になっていく。

そのきっかけとして、誰かに話す時間を使ってもらえたらと思っています。

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