毎年、8月や9月になると、地震に対しての避難訓練や、台風災害
などの一時的な備えの確認をする人がいると思います。
良いことです。
備えがあれば、災害時に対応しやすくなります。
問題は、災害が発生し、避難した後、です。
それも数日経過したとき、です。
どこで発災したかで対応は変わります。
都心部の場合、一定程度の人は2、3日分の食料や備品を用意
していると思います。「トイレ」も簡易型のものを準備している人も
いるはずです。ここまでは、良いです。
問題は、その備品を使用した後、数日経過後です。
ここから、どうやって対処するか、です。
行政は、平和な考えをする人が多いようです。
この数日で、ライフラインが復旧する、という前提だからです。
私は、無理、と思います。
甘い考え方では、被災時に苦しむことになると思います。
発災の種類と原因で対策が変わります。
内陸での地震で津波なし、道路は幹線道路が使えるレベル、であれば
良いと思います。
しかし、上記以外の場合は困難が予測されます。
内陸部で津波が無くても、幹線道路が使えない場合、陸路がないことに
なってきます。新たな法律では車両を規制できるようになっていますが、
おそらく実際は使用不可が考えられます。
我先に、と逃げ惑う人で道路は溢れることが容易に想像できるからです。
そのため、陸路は食料の輸送もできないことが考えられます。
現時点では、完全自動運転のロボットやドローンはありません。
普及していません。
普及していれば、空路が使えるので好転するはずです。
ですが、現時点で考えると無理です。
そうすると、2,3日分では持たないことになります。
コロナのような感染症も新たに懸念しないといけません。
理由は、トイレ、です。
急激に都市部の場合は、衛生状態が悪化します。
浄水が入手できない、上水、下水が使用できなくなるからです。
飲食であれば、2,3日でも何とかなるでしょう。
しかし、トイレはそうはいきません。
使用できないとなったとき、どうするのかを考えるべきです。
特に、都心部です。
地方の場合は、この心配が緩和されます。
理由は、下水道の普及が低いからです。
代わりに個別で処理する浄化槽や、簡易水洗トイレが多くなります。
どれも個別なので、使用できることが多くなってきます。
災害時は、地方のほうが生き残る力が強い、ことがあります。
これを知っておくと、避難場所として地方の住居を購入、賃貸して
おくことも策の一つになってきます。
何も起きていないとき、平和な時こそ訓練の時です。
くどいですが都心部の人ほど、災害弱者であることを知るべきです。
究極レベルに弱いのが、タワー型の高層住居の住人です。
数年前の浸水事故、浸水しただけで壊滅レベルになりました。
電気設備を地下に構築したために、復旧にやたらと時間がかかりました。
そのせいで、階段を昇降することになり、電気がないのでポンプ類が稼働せず、トイレもまともに使えず、当然ながら冷蔵庫等は全滅しました。
平穏無事が永久に続くことが確定しているのであれば、良いと思います。
常識で考えても、ありえないと思います。
災害に強いかどうか、生き残る条件になります。
平成前半では阪神、平成中期では東北、大きな震災がありました。
熊本では震度7が連発しました。これも脅威です。
震度7が連発する、という考えは建築基準法にはありません。
1回は耐えるようにする、という考え方です。
しかも無傷とは言っていません。
その程度です。
震度7が連発する、津波が連続する、という考えたくない状況を想定
すべきと思います。
陸路が崩壊する、電気関連は使えない、上水もない、下水は論外になるという
環境で考える必要が出てきます。コロナもあるという前提です。
そうすると、かなり厳しい考え方をすることになります。
数週間は自分で何とかしろ、という状況が考えられます。
衛生面、防犯面など、色々と対策しないといけません。
今の住環境が気に入っている人は、継続居住に値するかどうかを
考える機会ではないかと思います。
対岸の火事に見える、アフガンは重要な教訓になると感じます。
戦争の被害も考えるべきです。
日本の周辺国に、穏やかな友好的な国があるでしょうか。
いつでも侵略してきそうな雰囲気の国が多く見受けられます。
平和ボケしていると、確実な死、しかないように思います。
今の国会議員に問いたいです。
軽々しく「戦い」と言ってほしくないから、です。
自分たちの都合だけの選挙を、極めて大げさに「戦い」と言わないでほしい、です。
本当の戦いが、周辺国から起きる場合、巨大な自然災害で起きる場合、または
巨大な災害が発生したときに、乗じて攻撃してくる場合が戦いです。
今の日本人に太刀打ちできるのでしょうか。
事が起きれば、誰でも分かります。
その前に訓練をすべきです。
戦争の対策、これは現在の本物の高齢者が指導できるはずです。
どうやって生き残ってきたのか、実際に範を示すことができると思います。
だから高齢者は大切にされ、尊敬されるのだ、という教育にもなります。
生きた知恵がある人、これが高齢者の真の姿ではないか、と私は思います。
その生きた知恵を活用することが、現在の為政者の任務のはずです。
少なくとも、史上稀有の愚宰相は消えることになったので、少しは希望を
持つことができそうです。
ですが、マシかどうかという次元なので、各人が自分で対策をすることが
最良策になると感じます。
避難場所の確認等は当たり前、数週間、清潔に生き延びるにはどうするか、という検討を各家庭で行う必要があると思います。