『SWOT』にまとめます。社長!
認定支援機関の主な支援業務の内容・プロセスについて、ご説明しています。
前回までに「企業概要・事業概況」の調査・把握、「財務に関する概況把握」についてご説明しました。
今回は、『経営課題の把握』の次のステップとして、SWOT分析について、
ご説明します。
STEP 1 経営課題の把握
(1) 企業概要の把握
(2) 事業概況の把握
(3) 財務に関する概況把握
(4) SWOT分析
SWOT分析とは、「内部環境」及び「外部環境」を分析し、
強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、
脅威(Threat)の4つの視点から、企業の経営状況を分析することで、
「窮境原因や経営課題の把握」につなげていきます。
経営改善計画の策定過程では、SWOT分析により、把握された
「窮境原因や経営課題が解消・改善される」ように、
戦略や施策を考察する必要があります。
小規模企業では、
『内部環境』としては、「経営者や主要な従業員の個人的特徴」が、
『外部環境』としては、「地域性や業界環境」が
重要となるケースが多くみられます。
★ SWOT分析 例
① 環境分析 ② SWOT分析
ア 内部環境分析 ● 強み
〇 企業活動の分析 (例) 高技能の従業員
(バリューチェーン)
〇 採算性分析 ● 弱み
(収益の源泉) (例) 待ちの営業
従業員の高齢化
イ 外部環境分析 ■ 機会
□ マクロ環境分析 (例) ニーズの多様化
□ 業界分析例
□ 3C分析 ■ 脅威
(例) 大手の侵攻
③ クロスSWOT分析
ア 強み × 機会 (例) ニーズに合った付加価値の高い商品投入
イ 強み × 脅威 (例) 大手が同品質の低価格商品を投入
ウ 弱み × 機会 (例) 営業体制を変えて顧客に積極的にアプローチ
エ 弱み × 脅威 (例) 若い世代に技能を承継する仕組みづくり
このような作業を、社内で知恵を出し合いながら入念に行い、
これを基に経営改善のための「戦略の立案」を行います。
次回は、『窮境原因の把握と除去可能性』について、
ご説明したいと思います。
以上、富太郎でした。
参考資料・文献
〇 中小機構 『中小企業経営改善計画策定支援研修』テキスト、資料
〇 『金融機関が行う 経営改善支援マニュアル』
日本政策金融公庫中小事業本部企業支援部[著] (きんざい)
☆ 過去に「ブログ」に投稿した内容の再掲示です。