よく聞くお声として、
「”勉強が楽しくなれば、成績はあがる”んだろうけど、
どうしても勉強が苦でたまらない・・・」
というのがありますが、なぜこうなってしまうのでしょうか?
これって学生さんだけでなくて、大人である私たちもそうですよね。
私が考える理由の一つと、その解決策を述べてみます。
まず大きな理由が「興味」。
その内容に興味がわく、わかないか。
学校で習う内容って、勉強と一口にいっても、ある人にとっては
「で、だから何?」という印象を受けるものと、
「え、何これ面白いかも」という印象を受ける内容がありませんか?
例えば、私の学生時代の場合で恐縮ですが・・
物理の授業。
ボールを投げた時の放物線の説明を受ける
→「お、なるほど。で・・(これ面白いのか?私は何をすれば?)」
歴史の授業。
資料集にある細かい説明を発見して、教科書と照らし合わせて
→「ああ〜、この時代の人はことやってたのねえ。え、じゃ他の時代の人は?じゃ、貴族はどうしてた?(エンドレスに興味が続く)」
人によって興味をそそられる分野ってのは全然違いますよね。
私などは、区分で言うと文系科目にワクワクする方でした。
(決して物理に文句を言っているわけではなく、物理に興味がある人にむしろ憧れがありました。)
なのでそれを教科に置き換えると、「うちの子はこの教科の出来がいい、あちらの教科は悪い」ってのはある意味自然なことかな〜と思います。
ただし、一定の学年までまんべんなく決まった教科を勉強しなければならない学生さんにとっては、自然な興味に任せた勉強方法は取りづらいものです。
では、興味を持つためにはどうするか?
自分から興味を持たせるようにする?
(↑日本語からして変ですよね。興味は内から湧き出るものですから)
親からこれを読みなさい、こうしなさいと言っても、素直に受け取ってくれるかは・・多分難しいかもしれません。
私のおすすめとしては、一旦「教科書」から離れること。
今見ている物から離れます。
そして、その内容に少しでも関連していたら良しとして、別の角度(媒体)からその内容に触れてみます。
本でも、youtubeでもなんでもいいです。
その時、必ず「時間を区切ってやる」のがおすすめです。
1時間でも、2時間でも。
エンドレスだとまずいので、とりあえず戻ってくる時間は決めましょうかね。
それから教科書に戻りましょう。
するとどうでしょう?
分からなかった対象や興味が持てなかったに関して
「分からない、つまらない」しか印象がなかったものが
「あ、教科書ではこう書いてるけど、さっきの本やyoutubeでは、こういうこと言ってた!」
「あっちのやり方の方が、簡単じゃない?」
「全然教科書の意味が分からなかったけど、教科書は説明を省いてこう言ってたのか〜」
などなど、その対象に関して何らかのポジティブなイメージや、自分は「こう思う」という見方が生まれてきます。
もちろんこのような事を自分でできれば一番いいのですが、脱線しすぎたり、何を探したら良いか、探し方が分からない、などあると思います。
あらためて、講師の役目ってなんだろう?
勉強のサポートをする講師の役目というのは、学校の勉強の範囲だけを教えるにとどまらず、どうやったら学生さんに
・その対象に関して興味を持ってもらうか
・手助けを効率的に(決まった時間のなかで)
・カスタマイズしてできるか?(一人一人、興味の濃淡があり、理解度も異なるため)
ではないかと私は思っています。
つまり、教え方がうまい講師というのは、単にその内容の説明がうまいという事ではなく、
☑️あくまで教えられる方(学生さん)の興味を引き立て、記憶に残す、というサポートをしている存在であるのでは?
と感じています。
学生さん本人や、親御さんでそのような事を行うことが難しいと感じた場合は、このようなサポートを気軽に利用してもらえたらと思います。
私も学生さんがその対象を「分かった」だけでなく、その対象に興味を持ってもらう、できればそれが持続するようなやり方で向き合えたら、と思っています。