さて、、、
最近、利用者の家族から介護の悩みをよく聞きます。
そして、昨日は義母の面倒をずっと見ているお嫁さんから「お話したいことがあるので、カフェとかで話ができませんか?」
と私と同じくらい40代前半のお嫁さんがお話があるとのことで
一緒にカフェに行きました。
席に到着すると「もう私、介護の限界でずーっと我慢をしてきたのですが
もう本当に限界なのです。義母は介護をするのは当たり前と思っているみたいで・・・
本当は正社員で働きたかったし、子供にも寄り添いたかった。だけど、面倒を見るのは私しかいないと思うと、もう我慢の6年間で・・・」
この時に、本当にカウンセリングスキルがあって良かったと思った瞬間でした。
本音を引き出すことで、相手が思っていたことがどんどん出てくる出てくる。。。。
ついには
「実は私病気が見つかってしまい、ごめんなさい。
まさかここまでこずえさんに言おうと思っていなかったんですが、、、」
そして、私から話の本質を掘り下げていくと
最終的には
「実は、私、離婚しようと思うのです。」
えっ、もはや介護とは関係がありません。
お嫁様の悩みは
「介護の面倒を見ているのは私だけでツライ」というのが今回の悩みでしたが
本質的な悩みは
夫との関係が破綻しており、いずれ離婚をしようと思う。
私が今まで義母を面倒を見てきたのに、夫は介護をするのは当たり前のスタンスで感謝の気持ちもない。
そのことがとてもツライ。
私も本当はバリバリ仕事がしたい。
というのが心の本音に隠されている声でした。
ただ、悩みをずっと我慢をしていたのか、泣きながら、もうこの6年間、介護だけではなく、夫のこともずっと我慢してきたんです。
しんどかったこと、まさか吐き出すことになるなんて、すみません。。
と1時間半、カフェでお嫁様に気持ちを聴くことができました。
ただ話終えた時には
「心がすーっと軽くなりました。またぜひ、お茶したいです!」と言われて
私もお嫁さんの表情が柔らくなったのを見て
やはりこの仕事は天職だな~と感じたことです。
カウンセリングを実践していくと、ただの提案や話を聴くだけのスタンスではなく、この方の悩みの本質はどこなのだろう。
どこに向かっていくのだろうと、話を掘り下げていくと
実は、
・夫との関係
・お金のこと
・病気のこと
など、義母の問題だけではないことに気づくのです。
なので、もしあなたが〇〇の悩みを解決したいんです。と言ったとしても
本質的には〇〇の悩みは案外、意外なところに隠されている可能性があるのです。
私も、ビジネスをしたいという思いでいろいろな講座に手を出し
頑張ったこともありましたが
・自分が他者から認められたいという理由だったということに気づき
今では、上手くいってもいかなくても好きだから
やり続ける。
やり続けることで、必ず誰かに響く。そして、焦らなくてもいい。というスタンスです。
また、現時点で一番の価値観の優先が「家族」だからこそ、無理はしすぎないと、線引しているのもあります。
もし、あなたが何だか心がモヤモヤする。本質的な悩みを解決したいという方は
ぜひお試しもあるので、カウンセリングを受けてみてほしいです。
読んでいただきありがとうございます。