今日は金曜日ですね。
今週は毎日、契約に行っていたのであっという間の一週間でした。
事業所の中で、1日中椅子に座っているのと、
常に外に出ている状態どちらかと言えば、
外に出てバタバタしている方が、仕事をしている感が高いんです。
その方が事業所に戻った時に、早く帰りたいのという思いもあるのか、
パソコンでの作業を集中して仕事が出来ます。
忙しい方が集中力が高くなるのは、不思議ですね。
昨日は、50代後半の女性Aさんの契約に行ってきました。
Aさんは、うつ病、不安障害です。
今回は娘さんが同年代に近かったので、心苦しかったです。
50代の女性家族は4人家族です。
夫、長女、次女が一緒に住んでいます。
夫が10年前に障碍者になり、妻が面倒を見ることになり、
毎日、真面目に食事の準備、入浴の準備していました。
最初は不眠から始まり、食欲不振になりとうとう身体が動けなくなり、
精神科のクリニックに入院することになりました。
それから退院はしましたが、
常に頭が重い、身体が思い、胸が締め付けれる痛みが続き、
夫の食事の準備、入浴介助も出来なくなってしまいました。
娘さんは20代、30代ですが、
Aさんのことが心配になり、一人暮らしをしていたのですが、
実家に戻り、娘さんが交代交代で面倒を見ています。
娘さんは正社員で仕事をしていますので、仕事から帰宅した後に、
全て面倒を見ることになっています。
この状態を見て、Aさんには看護師が入って薬の状態や身体の観察は必要ですが、
何といっても気になるのは娘さんたちです。
娘さんはもしかしたら、彼氏もいて結婚を考えているかもしれません。
子供も将来ほしいかもしれません。
けど、今の状態だと両親が心配で自分の将来どころか、今が必死に支えなければいけないと思っているかもしれません。
だからこそ、私たち支援者は、家族と関わった以上、娘さんのサポートもしなければいけません。
・お金のことを考えて、将来的には両親は施設に入所する
・家庭にやさしい家政婦などを入れて、家事の負担を減らす
・Aさんの状態を安定させることを目標とし、娘さんたちは父親の面倒だけにシフトする
など、目の前のことだけに対処療法的に動くのではなく、未来の目標を決めておく。
→娘さんたちの自分の将来も大事だよ~とAさんの症状が良くなってきた伝えていきたいと思ってサービスを組んでいきます。
せかっく、対応に入らせて頂いたので、Aさんの病気のことだけにフォーカスするのではなく、
家族の全体の、未来の目標は大切だと実感しました。
また、今いる家族が健康で仕事や学校に行けていることに、改めて感謝の心が生まれました。
読んでいただきありがとうございました。