怒りは良くない感情。
そう思っている人は多いかもしれません。
もちろん、怒りに任せて人を傷つけたり、自分を苦しめ続けることは望ましくありません。
ですが、エネルギーの視点で見ると、怒りは決して一番悪い状態ではありません。
例えば、不安や無気力、絶望感で何も動けない状態があります。
その状態から怒りが出てきたのであれば、それはエネルギーが動き始めたサインでもあります。
だから、「怒ってしまった」と自分を責める必要はありません。
大切なのは、その怒りに留まり続けないことです。
では、どうすればいいのでしょうか?
ポイントは、怒りを不満へ昇華することです。
怒りは、「許せない」「ふざけるな」という爆発的なエネルギーです。
一方、不満は、
「本当はこうしてほしかった。」
「こうだったらもっと良かった。」
という、少し冷静さを取り戻した状態です。
例えば、
「あの人、本当に最低だ!」
という怒りがあるとします。
そこから一歩進めて、
「私はもっと大切に扱ってほしかったんだな。」
「私はもっと認めてもらいたかったんだ。」
そう考えられるようになると、怒りは少しずつ不満へ変わっていきます。
怒りは相手に意識が向いています。
でも、不満は自分の本当の願いに意識が向き始めています。
これが大きな違いです。
怒りを感じたら、まずは無理に消そうとしなくて大丈夫です。
そして、自分に問いかけてみてください。
「本当はどうしてほしかった?」
この質問をするだけで、怒りの奥にある本音が見えてきます。
その本音が見えてくると、エネルギーは自然と少し軽くなります。
感情は、一気に幸せや感謝まで飛ぶ必要はありません。
怒りから不満へ。
不満から受容へ。
受容から安心へ。
安心から満足へ。
そんなふうに、一段ずつ階段を上がるように変化していけばいいのです。
感情は敵ではありません。
今の自分がどこにいるのかを教えてくれる、大切なサインです。
怒りを否定するのではなく、その一歩先へ進める。
その積み重ねが、少しずつ心を軽くし、エネルギーを高めていくことにつながります。
怒りは無理に抑え込むものではありません。大切なのは、その怒りを少しずつ軽いエネルギーへと昇華させていくことです。
もし怒りがなかなか収まらない、人間関係や過去の出来事が何度も頭に浮かんで苦しいという場合は、一人で抱え込まずにご相談ください。
あなたの状態に合わせて、怒りの根本にある原因を一緒に整理し、少しでも心が軽くなるようサポートさせていただきます。
琥珀流