本日は三重県の鳥羽市にある御宿 The Earthをご紹介いたします。
名前だけ聞くとデザイン性に舵を切ったコンセプトホテルかと思いますが、きっちりと日本旅館の寛ぎを提供いただける宿です。
2008年に誕生した歴史的には浅い宿ですが、伊勢志摩地区を代表する名宿だと思います。
鳥羽から賢島方面へ続くパールロードから外れ、だんだん細くなっていく道を断崖絶壁の海際まで進んだ先、54,000坪の広大な敷地に御宿The Earthはあります。
到着前にパッと広がる建物と景色、このアプローチも非常に期待感を注ぐアプローチになっています。
無限に広がる太平洋の水平線、地球の丸さを感じることができる、そこからThe Earthという名前がついているそうです。
全16室の客室はすべてが露天風呂付のスイートルームになります。
さて客室の選び方ですが、最もオーソドックスなオーシャンスイートでも、ベッドルームにリビングルーム、海を眺めるテラスに露天風呂、広さも60㎡あるため問題ないかと思います。
御宿 The Earthの食事は基本的にレストラン食ですが、お部屋食でゆっくりと過ごすというコンセプトから、プレミアムスイートという客室タイプだけがダイニングルーム付の客室になっています。
お部屋でゆっくりと食事を楽しみたいという方にはこちらの客室がお勧めです。
最もハイクラスになるプレジデンシャルスイートはベッドルームがオープンデッキにあるため、ベッドにいながら朝の光や海を眺めることができるお部屋になっています。
最も広い客室というメリットより、このベッドルームでの過ごし方に魅力を感じる方にはお勧めの客室タイプです。
和室がある部屋やない部屋、メゾネットタイプの部屋など、様々なタイプがありますが、私のお勧めはリラクゼーションスイートです。
こちらの客室はデッキにガラス張りのリラクゼーションルームがあるため、寒い冬でも開放感のある海をゆっくりと眺めることができる客室タイプになります。
さて、食事ですが、鳥羽といえば石鏡や相差地区の豪華な海鮮を船盛で食べる!
そういうイメージの方にはこちらの御宿はあわないと思います。
しかし、御宿The Earthでは、和会席でありながら、地の新鮮で最高級の食材が使われており、一つ一つのお料理が見て楽しめるほど美しい。
一品一品に少しずつ手が込んでいて、素材本来の味を上質に楽しみたいという方には、質・量とも素晴らしく感じていただけると思います。
夕食が2回転方式になっていて、17時30分~か19時~になります。
レストランからも海がきれいに見えますので日没時間にあわせて、景色を楽しみながら食事をいただくのもいいと思います。
またこちらのお宿には有名なソムリエがいらっしゃいます。
ワイン好きの方であればお料理にあう1杯を選んでいただき、食事を楽しむのも素敵だと思います。
そして、大浴場ですが、決して大きくありません。
シンプルなお風呂ですが、露天風呂からの絶景は、まるで額縁に飾られた絵画の世界のようで、こちらはぜひ日が沈むまでに入っていただきたいと思います。
お部屋に露天風呂があるため、お部屋でゆっくりもできるのですが、こちらのお宿のお勧めは貸切風呂だと思います。
癒しの空間とそこから覗く景色がきれいで、これは当日でなく、必ず事前に予約をしてから行かれることをお勧めします。
岬の先端に立つ、何もないところですが、何もないからこそ、この景色と時間を過ごして欲しいと思います。
3階にある展望台からは、地球は本当に丸いんだと感じることができる果てしない海が見渡せます。
御宿から散歩できるトレッキングコースは波音や鳥の声を聞きながら、朝の散歩には本当にさわやかです。
何もないを楽しむ大人の宿、御宿The Earth
空と海のコントラストが煌めく日を選んでお出かけください。